4組  安藤康正  近況報告 Home



 幹事さま、ご苦労様です。当方のアドレスが不明のため、わざわざはがきにてHP開設のお知らせをいただき恐縮です。今後は下記のメールアドレスにお願いいたします。

 当方、原子力安全委員会を退職して4年目(?)になります。東日本大震災の今年、いろいろな意味で過去に係わってきた原子力安全規制につき、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測コード)の解析結果発表の遅れや住民への避難勧告の出し方とか、東関東全域でのホットスポットの存在や小佐古教授の内閣府顧問の辞任等、数年前まで携わってきたひとりとしていろいろ考えさせられます。

 当時の原子力安全委員会の委員長は、鈴木篤之先生で、トップの考えひとつでこの未曾有の震災・原発事故への対応は変わってきたのではないかと推測いたします。東電の原発事故のINES(国際原子力事象評価尺度)レベルは7になりましたが、4基同時に発生した原発事故は、その意味では7(プラス)という新しいレベル設定が必要ではないかと、個人的には考えます。チェルノブイリ事故とは比較にならない規模と思います。 
 自社で起こした事故(再処理施設アスファルト固化装置の爆発事故)の際には、当時、日本で一番高いレベル3と評価した経験やIAEAでの議論を含め、これからのこの原発事故の収束の仕方を見守っていきたいと思います。

 日頃は、川での魚釣り、と麻雀、家庭菜園に励んでいます。去年、学生時代のサークルの50周年記念行事があり、記念式典と50周年記念誌の発行作業が昨年末、ようやく終了し、現在は静かな日々を取り戻しています。

 以上、近況報告とさせていただきます。

           
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