2014 暑中・残暑見舞い Home



2014.07    4組  今道周雄


 小田高11期生各位

 

 皆様書中お見舞い申し上げます、と定型で書き出そうとしたのだが、今年はどうもおかしい。今日(7月17日)は予報によれば32度となるはずが、現在(午後5時)は26度で、風が吹くとTシャツ1枚では涼しすぎるほどである。
 7月前半は梅雨で通常ならジメジメと湿度が高く、シトシト雨が続くのだが、今年はカラッとした日が多く、雨が降れば土砂降りであった。エルニーニョ現象があるので冷夏になるとの予測もどうやら外れで、西太平洋の海水温が高いために、次ぎ次に超大型台風が発生している。
 手紙の書き始めに必ず季節・気候に触れるのは日本人位だと聞いた事がある。それほど気候に敏感な日本人であり、ここ数年本当に地球温暖化が進み、気候異常が起きているのに、2011年3月以降京都議定書の話題はほとんど姿を消してしまった。
 国民と生活の安全を守るという視点では、長期的に本当に大事なのは、集団的自衛権ではなく低炭素化だと思うが、いかがなものか。原発や石油に頼らないエネルギー源を早く確保する事が日本国民にとっては焦眉の急である、と寝苦しい夜に悶々とする毎日である。
 だが寝苦しくなるとすぐにエアコンを頼ってしまう意気地のない自分が情けない。

皆様どうぞ御身大切にお過ごしください。

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