新しい年を迎え、心新たに皆様の御健勝と御多幸を祈念申し上げます。
2014年（平成27年）の賀状は、「『安藤軍治』生誕100 年展」の展覧会案内です。安藤（1915＝大正4年．12．31～1973＝昭和48年.7.28）は小田原市国府津出身の画家で旧姓「石塚軍治」。生家は材木商。1934年（昭和9年）3月に小田原中学校を卒業、1938年に東京美術学校（現・東京芸大）に入学。卒業後、一水会に所属して作品発表と同時に、月刊雑誌『主婦の友』などの表紙を連載した。父「石塚千之助」は、作家「北村透谷」といとこ。
展示作品は、軍治の遠縁にあたる「剱持雅章さん」（国府津在住。平塚学園職員）の収蔵品を中心に、軍治の長男「安藤直人さん」（東京在住。東京大学名誉教授）と剱持さんが相談して決めます。国府津にある[蓮台寺新客殿]と、「ギャラリー新九郎」（小田原市榮町・伊勢冶書店内）の2か所で、春と夏に開催します。
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