新年のご挨拶を申し上げます。
“湘南の中央”辻堂の元旦の海はあくまでも穏やかで、うねりもない鏡のような水面で、静かに小波が打ち寄せているだけでした。♪真白き富士の根 緑の江の島♪と歌われている江の島も今は茜色がさしてきた丹青の空を背に黒いシルエットで身を横たえています(下の写真左)。やがてすると、江の島の左端部分の水平線上に金環がくっきり現れ新しい年2016年の開幕が告げられました(下の写真中央)。そして、新しい曙光が水面を伝わってきて足許にまで達しました(下の写真右)。振り向けば、真白き富士の嶺にも曙光は届いていて、頂きがほんのりと朱に染まっています。早速、カメラを構えたのですが、なんと出てきたのは「バッテリー切れ」のサイン。やおら、携えていったセカンドカメラをとりだしたのですが、こちらも思いがけず「バッテリー切れ」になっているではありませんか。なんと初日の出の場で初ドジをしでかしてしまいました。早速「ドジ男からドジを取り除いたらアイデンティティがなくなっちゃうんだから」と開き直っています。今年も相変わらずドジな仕儀を繰り返すことになりますが、“人様にご迷惑をおかけしないドジ”の枠内にとどめますので、ご安心の上倍旧のご交誼をくださいますようお願い致します。