2017 年始のご挨拶



 謹 賀 新 年                      3組 佐々木洋   2017.01.01

 新年あけましておめでとうございます。

 小田高11期同窓生の諸兄姉におかれましては清々しい新年をお迎えのことと思います。
その昔、一休さんは「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」などという狂歌を読みましたが、今は時代が変わっていて、後期高齢を“高貴幸齢”に変えて元気に日々を過ごしている友達が周囲にもたくさん増えてきたのでとても心強く頼もしい思いがしています。


我がパソコン卓の左側には、月村博さんが送ってくれたサミュエル・ウルマン「青春の詩」のコピーが貼られていますが、そこには「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を云う。」とあり、「ときに二十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。」と続け、「年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。」と結んでいます。


「若さのバロメーターは好奇心の旺盛さ、驚きの数だ」とも言われています。実際に、小田高11期同窓生の皆さんと広くお付き合いするようになって以来、好奇心をかき立てられるような生き様をされている同窓生が多く、「あれ、こんな同窓生がいたんだ!」と何度も驚かされ、“若さ”を満喫できる機会が増しています。


今年の年賀状は、私が今住んでいる“藤”沢市の市花を絵柄にてみました。藤の花言葉は「優しさ」と「歓迎」だそうですが、2011年3月に、放射能事故が起こったため日本語教師の仕事を失い福島県いわき市から神奈川県藤沢市に本拠を戻した私を“優しく歓迎”してくれた小田高11期同窓会の気質をそのまま言い表しているような気がしています。

まだまだ小田高11期同窓会の活動に参加するのを手控えておられる同窓生が多いこと、そして、同窓会活動の範囲自体が限られていることも残念なことです。太田充さんとともに、今道周雄さんを継ぐ常任幹事になってから3年目になりますが、今年は同窓生交流の機会を増して、「お互いを“優しく歓迎”しあう好奇心溢れる“高貴幸齢青年集団”」での交流をともに楽しめていければと願っています。今年もみんな元気でいきましょう。


                            平成29年  元旦

 

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