2019 年始のご挨拶



 謹 賀 新 年                      6組 斎藤良夫   2019.01.01

 

皆さま

 謹賀新年---。平成31年・西暦2019年の新年のご挨拶を申し上げます。

 香り、匂いを言葉や文字で表現することは大変難しいことです。朴(ほう)の木の花のことです。昨年、平成30年5月に神奈川県大磯町の画家の庭で初めて体験しました。朴の木については、朴歯の下駄、太鼓のバチ、また、葉については朴葉みそ----等々とその用途が良く知られていますが、花を見ること、ましてや香りを鼻にすることはほとんど無いと思います。

 背丈が高く、葉が広くて大きいために下から見上げても花が葉に隠れて見えないからです。また、開花の時期が5月ころで花もちも3日間前後と短いためです。大磯町での体験は貴重で、私たちが画家宅を訪れた時、わざわざ花をとってベランダに置かれていました。私は香りに思わず感嘆の声をあげました。感嘆の声を上げたのは私ばかりではありませんでした。

 冒頭にも書きましたが、その香りをどう表現してよいのかいまだにわかりません。ただ、大変良い気分、ハッピーな思いに包まれたことは、声を大にして言えます。新しい年が、朴の木の花のようなハッピーな香りに包まれる歳であることを願って、賀状に写真を添えました。

 それでは、皆さま、今年もよろしくお願い申し上げます----。

 斎藤 良夫


 

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