「下赤さんの”西部劇讃歌”に呼応して」
私は小学生のころからの大の映画ファン、そして何よりも西部劇狂いです。下赤さんの「西部劇讃歌」を読んで思わず筆を取りました。
「赤い河」「リオ・ブラボー」「荒野の決闘」・・・いいですね。私もなにか西部劇の関するエッセイと思ったのですが、とても下赤さんの文章までは無理と判断いたしまして、いつも毎月皆様の迷惑も顧みず投稿しております”短歌”で3回ぐらい連作の形で、私なりの「西部劇讃歌」を発表したいと考えました。短歌も詠うものも出尽くしてそろそろ引退しようかと考えておりましたが、若干これで延びそうな気がします。その下赤さんが、次は500円で「大いなる西部」とか「ウィンチェスター銃73」とかを買い込みたいという文章を読みまして、何か参考になれたらとこんな文章を記してみました・・・。
私の考える旧作映画を楽しむ一番の安上がりは図書館の無料貸し出し(西部劇があるかは余り期待出来ませんが)、そして貸しDVD店の西部劇コーナーで探して、100円位で1週間借りて観るのをお勧めいたします。次は本屋でセットビデオの販売をしております。文学映画、時代劇、戦争映画などと並んで”西部劇”の10本1600円程度のDVDが現在5種くらい販売されております。また全て西部劇ではありませんが、ジョン・フォード、ジョン・ウエイン、ゲーリー・クーパー全集もあります。もし買い揃えるつもりでしたら、これが一番のお勧めかと思います。
因みに「西部劇大全集①」では、怒りの河、ウインチェスター銃73、折れた矢、西部の男、ネブラスカ魂、壮烈!第7騎兵隊、荒野のガンマン等、「西部劇大全集②」では、シェーン、荒野の決闘、ジョン・フォードの騎兵隊3部作、駅馬車、拳銃無宿、赤い河などそれこそ佳作が揃っております。そして私の家に今あるのは、「西部劇大全集③」の、ガンヒルの決闘、片目のジャック、死の谷、地獄への道、大平原等、「黄色いリボン」(これも10枚組)では、黄色いリボン、白昼の決闘、征服されざる人々、ならず者、ビリー・ザ・キッド等。「ジェームス・スチュアート3枚組」では、ウインチェスター銃73、怒りの河、折れた矢、「ジョン・ウエイン3枚組」で駅馬車、赤い河、3人の名付け親、そしてシングルでは幌馬車、荒野の決闘、シェーン、真昼の決闘、平原児などがあります。
そして今私は、小津安二郎全集かジョン・フォード全集を買おうかどうかずっと迷っているのですが、まだ先延ばししております。そして、近々では、上記の中で「征服されざる人々」や「黄色いリボン」の再見、「阿部一族」「細雪」、「最高の人生の見つけ方」と息子が録画したCDや、歌友が勧める「終戦のエンペラー」などを楽しんでおります。そして本命の映画館では女房と、「ラッシュ、プライドと友情」を観ており、これからGWには「テルマエ・ロマエ②」で”抱腹絶倒”するつもりです。
・・・という次第で、下赤さん、DVD店よりもまず本屋さんに行ったらいかがでしょうか。
そして、もしご希望なら私のDVDを郵送するか、5月のホームカミングデイに会えるようでしたら持参したいと考えております。 如何でしょうか?
(完) |