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「タシケントの日本庭園」を読んで
2015.04.06    4組  今道周雄

 タシュケントに日本庭園ができたとは素晴らしいですね。ウズベキスタンには今まで縁がなく、タシュケントとかサマルカンドという都市の名前を、「東方見聞録」で知ったという記憶がある程度です。
 私の出身校である東京都立大学ワンダーフォーゲル部OBが1995年からおよそ15年をかけて、ロンドンからユーラシア大陸横断をした時の記録を読むとタシュケントの日本兵士墓地の植樹を行ったのは宮城野にある「株式会社富士箱根緑化」と書かれていました。小林さんは此の会社の社長さんだったのですね。随分ウズベキスタンとは繋がりが深いとお見受けしました。
 小林さんは私よりも17歳若いから、アフガニスタン侵攻はあまり実感が無かった事でしょう。1978年から1979年にかけて、私はソ連の製鉄所へ管理用のコンピュータをセッセと売り込みに通っていました。打ち合わせが終わると必ずウオッカの乾杯をやりました。ビールグラスになみなみとウオッカを次いで一気飲みするのです。すると椅子から立つ事ができないくらい、足がふらついてきます。白夜のモスクワで、徹夜で資料作りもやりました。そしてようやく受注に漕ぎつけた途端アフガニスタン侵攻が起き、商談は吹き飛んでしまいました。 日本は島国であり、あまり多様な人種の付き合いが有りませんが、小林さんのような方が積まれた国際的な経験を、若い人たちに広げて行って欲しいと思いました。





 西部劇

 今日は新九郎画廊へ6組の茂登山さんのグループ展を見に行った帰りに、本を探そうと1階へおりたところ、何と「ジョンウエイン 傑作西部劇6本立て980円!!」という文字が目に飛び込んできました。先日からの3兄(佐々木、榮、山本哲照さん)による西部劇の蘊蓄繰り広げが頭に有ったもので、つい衝動買いをしてしまいました。
 ところで茂登山さんは変わらぬ画風で良い絵を描いておられます。

その後、吉田、米山さんと7組の斎藤良夫さんが加盟する小田原・足柄地方の歴史展示会へ行ってみました。

2014.05.30
4組 今道周雄
 

 佐々木さんの大論文に同感

 佐々木さんの大論文を読み、大いに同感です。
物価を上げてデフレを脱却する、という発想はおかしいのであって、物価が安くなる
理由である、経済のグローバル化とITCにより飛躍的に向上した生産性、にどのように
対処すべきかを考えるべきです。
 過去の経済史をひもとけば、経済発展と技術革新は切っても切れない関係にあります。
いま、日本は経済基盤であるエネルギーが割高になり、現政府は原子力発電の再開
でこの状況を切り抜けようとしていますが、この状況こそが新技術開発の好機だと考え
エネルギーの新技術に投資すべきです。
 嘗て日本は環境悪化で悩まされましたが、厳しい環境規制を行った事で煤塵除去技術や
排ガス浄化技術が発達し、今や他国へ輸出できるものとなっています。
エネルギー問題を解決するには、発送電を分離して電力会社のエネルギー独占体制を
打ち壊し、マイクロタービン発電、太陽光発電、風力発電、潮流発電などあらゆる可能性
にチャレンジする新しい企業を発電分野に参入させるべきだと思います。

2014.02.17
4組 今道周雄

 下赤さんと吉田さん旨いものについて

果物の女王」も「思い出す旨かったものーその2」も面白く読みました。
私も熟柿を半分に切って、スプーンで掬って食べるのが好きです。
 蕎麦の思い出と言えば山形へサクランボを取りに行った時に、板蕎麦を食べた事を思い出しました。堅い堅い蕎麦で同行の一人はついに歯がかけてしまいました。

 沖縄の基地問題は難しいですね。戦後半世紀以上経っても安心した暮らしを送る事が出来ない沖縄の人たちを思うと申し訳なく感じます。
 民意は押しつぶされるものだと言う事例は成田空港を始め数えきれないほどありますが、政府はもう少し知恵を出す努力をするべきではないでしょうか。

 日本には6429もの無人島がある。この中には一つぐらい辺野古に代る島がないのだろうか。

2014.01.29
4組 今道周雄

 安藤さんへのコメント「日本のエネルギー政策」

 安藤さんが指摘された通り、使用済み燃料の処理を考えると原子力発電は速やかに止めるべきでしょう。震災直後私は原子力発電を継続するしかないと思っていました。しかし、仕様済み燃料の処理に全く目処が経っていないことを知り唖然としました。使用済み燃料ばかりでなく、これから発生する廃炉に伴う放射能を帯びた廃材の処理を考えると慄然とします。
 参議院選挙でエネルギー政策が論争中心にならなかったのは野党の怠慢としか言いようがありません。
 結局他人の不幸は百年我慢するという無責任な国民が、今の自民党政権を独裁的立場に立たせてしまったのです。

2013.06.27
4組 今道周雄

 年々歳々花相似
 歳々年々不同人


 月村さんの「龍ちゃんと花園散歩」を読んで、突然この句を思い出しました。
あの日は暑い日でした。 吉田さんから声がかかって、広瀬、月村、米山、吉田、今道で仙石原の湿生花園を訪れました。そこには真夏の太陽にもめげず、美しい花が咲きそろっていました。そしてこの写真を撮った3年後広瀬君が逝きました。
今年も花は美しく咲いていることでしょう。しかし、人は変わりました。

2013.06.27
4組 今道周雄

 榮さんの「七人の侍」を読みました。懐かしい映画ですね。白黒の画面が荒涼とした農村と貧しい農民の暮らしにぴったりで、襲いかかる野武士集団の荒々しい様を一層引き立てました。
 それまでの時代劇は、歌舞伎の立ち回りのように型にはまっていて、真実味を欠いていたのですが「七人の侍」はその時代劇のイメージを粉々に砕いてしまいました。
 映画が唯一の娯楽であった時代の良き遺産です。

2013.05.04
4組 今道周雄

 山崎さんの絵画
 「思いがけない」「予期せぬ」といった言葉を使ったら失礼に当たるだろうと思いながらも、山崎さんの絵を見た感想の第一声は「驚き」です。山崎さんの飲みっぷり、話し振りから感じる豪快さと絵の繊細さがどうにも結びつきません。「秋の渓流」の水の表現と(ナナカマドでしょうか)紅葉した木の取り合わせ、ほんとうに「静寂」を感じさせる冬景色、などは精神的な安定とある程度「枯れ」た人格であることを伺わせます。私は絵を見る目など持ち合わせませんが、すてきな絵ばかりだと思います。

2012.12.13
4組 今道周雄

 石塚さんのゴーヤシリーズ読みました。私もゴーヤを植えた事があるのですが、庭中に蔓延って実がつき過ぎ、取りきれずに放っておくと熟れすぎて真っ赤になり 困りました。実がならないとは不思議ですね。

 米山さんの「寛猛相濟」がコピーだったというのは面白いですね。お宝鑑定団
に出てきそうな話です。

 皆さん暑さにめげず健筆である事に敬意を表します。

2012.08.04
4組 今道周雄



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