コメント



 瀬戸さんへ 「お読み頂き有難うございます。」

 それにしても、国内外で一流の旨いものを味わっておられて羨ましいです。
 わたしも、旅先がふぐの良いところと聞くと大体一日はふぐ料理にしますが、今まで不幸にして当ったことがありません。
 この当ったは中毒のほうではなく、当たり外れのほうで、すなわち毎度期待したほどのものではなかったのです。
 出し惜しみをして一流の店で出なく「安くて旨い」なんて情報に乗って店を選んでいるせいでしょうか。

 牡蠣も本場のフランスで生食にピッタリの品種のやつが、氷の上に殻ごとどっさりと盛られたものを、レモンと塩で頬張り、キーンと冷えた辛口の、僅かに渋みのある白ワインを流しこめばもう極楽極楽で、夢のようなひとときでしょう。
 実際にこれをやられたのだからうらやましい。欧米では牡蠣はダースで注文するそうですね。
 八重洲に厚岸(あっけし)の牡蠣を専門に出す店があり、私はこの程度でまあ満足しています。この場合は冷えた日本酒ですが。

 地方の裕福な取引先は、鷹揚で情があって良いものです。瀬戸さんも厚い歓待を受けたようですが小生にも東北の取引先の温かい記憶があります。
 未だに賀状のやり取りがあり、その中でそのうち行く行くと言いながら再会を果たしていない人々ばかりです。仙台など乗ってしまえば2時間のところですが。

  私がいま食べたいものは、本場で上がったばかりの鰹の刺身です。こればかりは産地へ行かないとありつけませんが。

2014.09.19
2組 下赤隆信


 佐々木さんへ 「羨ましい」

 お目を汚させていただきます、どころか、羨ましい話しです。
 ワイオミングへ行かれたとのこと。バーボンを片手に「シェーン」の舞台を経巡ったとは、まったくもって羨ましい話しです。
 十数年前に読んだ西部劇評論家のような人たちの座談会で、グランド・テートン一帯が国立公園になっていて、そのあたりに「シェーン」で使われた開拓者の家がそのまま残っていると書いてありました。日本のように「北の国から」のセットが観光資源として残されているというようなことではなくて、ただそのまま残されているものを、世界中のファンというか物好きな人たちが見に訪れているということらしかったです。映画では、スターレット一家の建物の背後に遠くグランド・テートンの山並みが見えていましたね。
 西部劇の舞台がワイオミングというのも珍しく、他に例はないようです。映画から感じていたとおり緑濃い土地柄であるのが、拝見した紀行文からも伝わってきます。
 空の青、湖の青との間に山肌が連なり湖畔に針葉樹が群生しているというくだりは、荒涼たる西部の風景とは違うもののようで、東山魁夷の世界ですね。

 それから、モナコに日本庭園が有るという話、何かで読んだことがあります。現実に観ておられるのだから羨ましい。それにしても世界各国足をのばしておられて羨ましい。
 羨ましい羨ましいの連続です。

 SHYトリオが一堂に会するときがあれば私はその末席で、もっぱらお話しを伺って楽しもうかなと思っています。

 有難うございました。
2014.05.04
2組 下赤隆信


 「西部劇讃歌」拝読

 いいですね。思わず笑みがこみ上げてきます。
 大和言葉というのでしょうか優しい言葉によみがえる若き日に見た西部劇。

 富貴座、懐かしい。ずい分通いました。
 
 「真昼の決闘」の緊迫感、伝わってきます。G.ケリーが窓越しに初めて人を撃つシーン。
 「荒野の決闘」で、ワード・ボンドが、柵に腰掛けたまま無造作に銃を抜いて続けさまに何発か撃つシーン、あの撃ち方は”ファニング“というそうですね。
 ジョン・フォード一家というのがあって、J・ウエイン、W・ボンド、ハリー・ケリー、ハリー・ケリーJr、大男のヴィクター・マクラグレンなど、今でもその風貌が浮かんできます。
 「シェーン」はあのラストシーンが印象的ですが冒頭の、シェーンがゆったりと馬にゆられてきて小高い丘の上で歩みを止め、眼下に広がる平原を見渡してさてどっちへ行こうかとちょっと考えて、おもむろに手綱を右に引く場面、これがあのスターレット一家との出会いにつながる一瞬だったようで、物語の幕開けとして重要なシーンであると思われますが、たいていのDVDではこの部分はカットされていて残念。
 余談ですが、この冒頭部分のはるか遠くに、自動車が一台横切ってゆくという伝説?もあります。
 ヴィクター・ヤングの音楽も良かったですね。

 「荒野の決闘」1946年、「真昼の決闘」’52年、「シェーン」’53年、無慮半世紀のときを経て、大和言葉で称えられる異国の名画、なんとも不思議な味わいがあります。

 今宵は、西部劇主題歌のサウンドトラック版を聞きながらハイボールでもやるとしますか。
2014.05.03
2組 下赤隆信


 「榮さんにご報告」

 栄さんの投稿にあったTV「弱くても勝てる」の舞台が小田原と小田髙ではないかという話、第3回目?をじっくりと観てみました。そうしたら、やはり間違いなく小田原で、見覚えのある風景や小田髙らしき場面があり、お終いのテロップに、小田原高校の名がありました。

 お堀端のボート乗り場(駅の方から来て、一番とっつきのところに有る?)、や早川港らしい海辺の風景、小田原提灯の灯台などが写っていました。また、小田髙構内と思われるシーンもあり、こんど確かめてみたいと思って居ます。OHCDの楽しみが一つ増えた気がします。多分、当日も何かの掲示があるかも知ないし、地元ではすでに話題になっているかもしれませんが。
 また、TVのなかで、いい雰囲気の喫茶店がたびたび出てきたが、この「甘味カフェ おほり」なのだろうか。一度入ってみたい。

2014.04.28
2組 下赤隆信
 
お堀端ボート乗り場   小田原提灯の灯台
 
     
 
     
 
    小田高構内らしい風景。 「2」の文字に見覚えが。


 「西部劇の短歌待ってます」

 栄さんの短歌、毎回感銘をもって拝読しております。
 ああいう言葉がすらすらと出てきて次々と歌が出来てくるのかと思うと羨ましいです。
 富士山に寄すの歌、朝な夕なに富士を仰いで通学した思い出は私にもあります。井細田駅と足柄駅の中間に住んでいたので、箱根の明神ケ岳の中腹から顔を出した富士山を毎日見ていました。また、酒匂川の土手を歩いて富士を仰いだ記憶もよみがえります。
 また、お孫さんが来ての大騒動の一連の歌、光景が目に浮かびほほ笑ましく拝読。孫は迎えてやれやれ、送ってやれやれ、と言うそうですから。
 またある歌からは年を重ねたご夫妻の静かなひとときの様子も伝わってきます。そして「深夜劇場」ひとり楽しんで、いたのは西部劇だったとは。
 この文章の中に、忘れていた西部劇のタイトルの数々がずらりと並んでいて、きれぎれにそのシーンが浮かんで来たりしますよ。しかし、「怒りの河」だけはとんと思い出せないですが。
 これからはご教示のとおり図書館や貸しビデオ店をチェックしてみます。

 ついでながら……高校時代、栄さんが映画の話をすると、「グレース・ケリーはちっとも綺麗だとは思わない、俺はパイパー・ローリーがいいと思う」とさかんに言っていたのを思い出します。私はその頃、ピア・アンジェリだったので、パイパー・ローリーね、そうかなあと思っていました。もう今ではパイパー・ローリーもピア・アンジェリも顔が浮かんできませんがね。
 余談ながら、昔「リバティー・バランスを射った男」に出ていたヴェラ・マイルズという女優さんを綺麗だと思っていたのが、後年何かの作品で(タイトルも筋も忘れてしまったが)彼女を見て、なんだそうでもないなと思ったりして、若いころの感性というものが今思うと大切なものだったように思われます。

 では、西部劇の短歌、待ってます。
2014.04.20
2組 下赤隆信

 「片山君の葬儀に参列してきました」

 2組から3名参列。ほかに2名の小田髙関係者に会いましたが、膨大な弔問者の中で、会えずにいた同窓生が他にもあったかとも思います。
 会場のロビーに設けられた「思い出コーナー」に、奥様が思い出を綴った挨拶文のパネルや遺影と並んで、2組のクラス会で新潟の片貝花火を見に行き、卒業時の恩師木島先生とひとときを過ごしたときの記念写真が大きく引き伸ばして飾ってあり、感慨を新たにしました。
 遺影はいい顔で笑っていて、ああ良くこんな顔で笑ったことがあったなと思わせました。
 焼香の列は延々と続き、献花の名札からは、農政、土地改良、水利事業など多くの分野で功績があったことが偲ばれました。

 さようなら。ご冥福を祈ります。
2013.10.07
2組 下赤隆信

 瀬戸さん へ

 感想をお寄せいただき、また時宗についての詳しい記述をいただき有難うございます。
 私はここを散歩コースの一つくらいに思っていたのが恥ずかしいですが、これを機会にもう少し時宗そのものにも関心を持ち、手始めに境内の宝物館でも拝観しようかと思っています。
 先日遊行寺で親戚の法事があり、広い本堂での法要の席に連なりました。94歳の他阿真円第74代法主は、読経の声も朗々と大変元気な方でした。
 行き帰りにくだんの菩提樹のもとを通りましたが、花は終り実になりはじめていて、台風の影響か、未成熟のものがあたり一面に落ちていました。
 遊行寺もおっしゃるとおり、累代信者の敬虔な気持ちが積もり積もって神々しい雰囲気をかもし出しているようです。私も前を通るとき帽子を取るくらいの心は持っており、日本人が自然に受け継いできたものかと思います。

 遊行寺本堂でほぼ毎年行われる「遊行歌舞伎」というのがあり、10年程前になりますか、「遊行上人の一代記」を観たことがありますが、時宗が浄土宗系の宗派だということをすっかり忘れていました。私の家は浄土真宗で本家は薩摩川内市ですが、我が家の菩提寺は藤沢の本町にある浄土真宗の寺です。
2013.06.25
2組 下赤隆信



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