Nichiroサーモンミュージアム(㈱ニチロのホームページ)によれば「昭和初期になると、ニチロではカムチャッカの工場でイクラを製造樽詰めにして函館へ運び、函館で缶入り(注意:缶詰ではない)をしていました。一部はカムチャッカでも缶入りをつくっていました。」と当時の缶入りイクラ、ポスターを写真で紹介しています。
昭和17年(1942年)に大著「鮭鱒聚苑」には塩イクラについては「イクラはシベリアの漁村で造り始めた」と書かれており、醤油漬けイクラについても『バラバラにした鮭卵を醤油に1/5程の酒と砂糖、味の素を少し加えたものを浸々(ひたひた)になるようにかけて1時間位経過して食べると美味しい。 |