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  2015.06.20 7組 斎藤良夫

畑ジャガイモ収穫、サツマイモ苗植え


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 梅雨の合間の5日(金)にサツマイモの苗植えを行い、17日(水)にジャガイモを収穫した。JR東海道・御殿場線「国府津駅」北側の国府津山の農道沿いにある子ども農園「あおぞら畑」(神奈川県小田原市国府津)。二つの保育園児約60人。農作業はそれぞれ午前10時から始まった。サツマイモの苗は一人2本。子ども農園協力ボランテアの見守る中、段々畑4枚の内の2枚を移動しながら1本ずつ、丁寧に土をかぶせた。ジャガイモの収穫は、逆に、土から引っ張り出して、その一個々々を目にするたびに、子どもたちは歓声をあげ、手にしたジャガイモを天に向けていた。

 子どもたちの情操教育の場としての「あおぞら畑」。畑上段に植えられたユリの花が、今は盛り。苗植えや収穫を終えた子どもたちは、ベンチやビニールシートに腰をおろして、持参の水筒を口にして一休み。そして、グループごとに、ユリの花を入れての記念撮影や、収穫したばかりのジャガイモを手に手にカメラに収まっていた。

 畑の南に目を向けると、眼下には国府津の街並みが広がり、相模湾も眺望できる。西に目を転じれば樹の間に富士山が見える。畑は農作業の場だけではない。子どもたちの散歩途中の休憩場所にもなっている。子どもたちばかりではない。国府津山を散策する大人たちも立ち寄り、弁当を広げたり、時には、お花見やミニ茶会も開かれ、今や<市民の憩いの場>になっている。

 とは言っても、主役はあくまで子どもたち。今度の楽しみは、サツマイモの秋の収穫。昼近く、二人一組になって手をつなぎ、これまた歓声をあげながら、農道を一列になって帰路についた----。



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