ちょっと発表




知っていそうで知らない小田高エリア巡り −2-
2016.06.23  3組 佐々木 洋

先ずは新・小田原城から箱根口、「ういろう」へ

 NHK大河ドラマ「真田丸」が“小田原攻撃の場”に近づくに伴ってか、テレビ番組で「小田原」を取り上げるケースが急増したようです。先日(6/11)も、テニスの仲間から「小田原が映っているよ」と電話で告げられたので、急いでスイッチを入れたところ「出没!アド街天国」という番組で「花祭りの城下町散策 小田原」が放送されていました。番組は「小田原人気ベスト20」の紹介を始めていて、以下のような事項を取り上げていましたが、驚いたことに、たとえ名前は知っていたとしても中味は“知っていそうで知らない”ことばかり。地元の小田原高校出身者としては「ちょっとは学んで語れるようにしておかなくちゃ」という気にさせられました。

   第1位 小田原城   第2位 かまぼこ   第3位 20の商店街   第4位 小田原の祭り 
   第5位 ういろう   第6位 小田原漁港    第7位 済生堂小西薬局   第8位 だるま料理店
   第9位 梅干し「ちんりう本店」   第10位 小田原提灯   第11位 報徳二宮神社
   第12位 小田原鋳物・風鈴   第13位 甘味処「岡西」  第14位 味わい回転寿司・禅
   第15位 酒匂川  第16位 小田原おでん  第17位 鶏の三平  第18位 干物

 そこで、かねて考えていた小田高11期同窓会としての「知っていそうで知らない小田高エリア巡り」のスタートを早めようということになり、先ずは本陣の「小田原城」から箱根口界隈に降りて「ういろう」博物館でしめるコースを設定した次第です。ご存知の通り、小田原城天守閣は“平成の大改修”と呼ばれる大規模な耐震工事を終えて5月1日にリオープンしたばかりで「新・小田原城」が通称となっています。「新」らしさが立ちこめる雰囲気で展示物もきれいに整理されていますが、今回はNPO法人小田原ガイド協会から桜木直子さんがガイドとして随伴してくださいますので、 小田原駅で上記第10位の「小田原提灯」を見物した後、「お堀端」から「学び橋」や「ニの丸隅櫓」を見ながら、小田原城の正門とされた「馬出門」から入城する過程などで、小田原城だけではなくて小田原城址全体についての見識が広められるものとなっております。

 さて、上記番組にコメンテーターとして出演していた峰竜太さんが「小田原城あっての小田原」と評していた上記第1位の小田原城についてウンチクを高めた私たちが次に向かうのは、同じくコメンテーターの高橋英樹さんが「我が家の常備薬」と語っていた上記第5位の「ういろう」で、ここでも外郎武社長が自ら博物館の案内役を務めてくださることになっています。箱根口は、かつて日本で京都に次いで2番目に古い市電が走っていて、今も箱根駅伝の走者が駆け抜ける国道1号線沿いにあるせいか、昔から商業の集積地となっていたようで「ういろう」の他に、上記第7位の済生堂小西薬局や第9位の「ちんりう」などの老舗が居を構えています。天守閣から「ういろう」への道すがら、「藤棚・御感の藤」、「お茶壺橋石碑」、「三の丸小学校」、「箱根口遺構」などを見ることもできますし、ご希望があれば上記第11位の「報徳二宮神社」に脚を伸ばすこともできます。また、小田原駅前の「小田高所在地跡石碑」や、箱根口の小田高の前身となった小田原藩校「集成館」の跡地も訪れますので我らが小田高のありし日の姿を偲ぶこともできます。

「知っていそうで知らない小田高エリア巡り」の集いのあり方についてはこれから決めれば良いことですが、取り敢えず今回は、箱根口で生まれ育った私がお世話役を務めさせていただきます。そんなわけで、「ういろう」博物館見学の後の懇親会も、我田引水のそしりを免れませんが、ここが私の実家筋となる箱根口蕎麦処「東喜庵」に設営させていただきました。「小田原で2番目に古い蕎麦屋」と言われていましたが、私の幼少時に両親が逝去したので一旦は廃業していたものを、私の親代わりの叔父叔母夫妻が再興し兄弟同様に育てられた従弟が経営しており、当日は、他の店では味わうことができない蕎麦豆腐や蕎麦味噌料理で皆さんをおもてなししたいと申しております。懇親会はオプションプランで希望者だけの参加となりますが、“ついで”ですので是非懇親の輪にお加わりいただき、「知っていそうで知らない小田高エリア巡り」の集いの今後のあり方についても語りあうことができればと願っています。

「第1回知っていそうで知らない小田高エリアめぐり」の概要は下記の通りです。特に学年幹事各位には、各クラスメンバーまたは女性メンバーに、気軽に参加されるようお声かけくださるようお願いします。

   1.日 時:7月14日(木)  午後1時JR小田原駅改札口集合
                   午後4時まで 小田原城及び小田原城址散策・見学
                   午後4時より「ういろう」博物館見学
                   午後5時より 懇親会(オプション計画)  
   2.巡回コース:小田原城→お堀端→箱根口→ういろう

      会 費:300円/人(ガイドに対するお礼金)500円(小田原城天守閣入場料*)

      小田原市住民は小田原市役所支所で無料入場券が得られるそうです。 随伴者1名も無料とのこと  ですので非小田原市民のためにも是非ご確保ください。4千円/人(懇親会参加者)


      参加お申込み:「小田高エリア巡りのみ」or「小田高エリア巡り+懇親会」の別を明らかにし   て、世話役宛にTEL&FAX( 0466-33-1793)またはメール:hiroshis@peach.ocn.ne.jp

   3. 6月25日(月)までにご連絡ください。
     *ご夫人、ご夫君などのご同伴を歓迎します。但し、利用施設の広さの制限から
     「申し込み先着20名限り」とさせていただきますので、お申し込みはお早めにどうぞ。

                                       以 上