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2012.06.21    瀬戸章嗣

  富士山登山準備

 8月初めの富士登山を目指して、トレーニング登山をしています。
春早く、山北の仲間にプランがあると聞いて、参加したいと思ったのですが、ちょうどその頃に妻の90歳になる母親が軽い脳出血で入院して、介護の行方を思って様子見し、倒れて1時間以内の病院手当が功を奏したらしく、5月には老人保健施設内で運動会に参加するほど元気になったので、それなら自分もと、トレーニングに途中参加を申し出た次第です。

 仲間はすでに金時山と大山に登り、第三トレーニング箱根明神岳と聞いたところで、途中参加を申し出でたところ、高齢者登山を続け、加齢による体力低下の実態をよく知っているリーダーから、「できれば、金時と大山、もしくは大山だけでも登って様子を見てから参加する」ことを勧められました。

 <もっとも>、と思って、6月5日大山に登りました。素晴らしかったです。大山は、前にケーブルで登っていたのですが、今回、阿夫利神社の下社があるケーブル終点の茶屋まで男坂を1時間少し、その後山頂の神社まで2時間かけて歩き、見晴台回りで、女坂を下り、全部で7時間かけて、無事下山しました。

 大山は、江戸時代、三代将軍家光の乳母で大奥で絶大な力を発揮したと聞く、春日局が信仰したと聞いたと思い、江戸から大山へ通う大山街道が今でも残っているのは知っていたのですが、歩いて登ってみて、その<大山信仰>の有難味が
わかるような気がしました。とにかく険しい。そして、森の素晴らしさです。頂上からは、瞬間ながら富士山も見えました。

 男坂を登り始めて驚きました。 ふつう階段は、20センチ前後だと思いますが、30センチ以上の石段が果てしなく続くのです。海抜400メートルあたりから、下社まで300メートルぐらいですから、石段ばかりでなく、50センチ段差の岩登りも含め、30センチ換算では、1000段位を登る勘定です。

 それから1252メートルの頂上まで、全部で急石段、岩段を合わせて2000段以上登ったことになると思います。杖とこうもり傘を使った4本足で登りました。

 永く7階建てマンションの管理人をして、巡回時にエレベーターを使わず、階段を、お金を頂きながら、ジム代わりに使わせて頂いた功徳だと思うのですが、お陰様で、さしたるトラブルもなく、第一回トレーニングを終えることができました。

 そして、6月11日の明神岳に、今度は5人で登ることができ、2回目も無事に下山することができました。この時も、新しい発見がありましたが、これは、又次に報告したいと思います。

 大山が、気に入ったので、7月に又大山でトレーニングして、8月初めの富士登山に挑戦する予定です。



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