ちょっと発表



   テニス会の発足 テニス会たより(1)

2015.12.04   3組 辻 秀司


 WEB11にテニス会のことを投稿してはとの提案を前々から受けていたので、これから継続して投稿することにします。2年前から11期のメンバーでテニス会を隔月に1回、3時間行っています。この会を始めたのは、週に5日テニスをやることに生きがいを感じていて、別名“週五郎”と称している佐々木洋君〈3組〉が、「太田充君〈4組〉が小田原に帰って住むようになるが、運動不足を心配しているので、彼も少しテニスをやるようだから皆でテニスをする機会を持たないか?」と私に話し掛けてきたことに始まります。私はテニスを50年余りもやってきていて、佐々木君とは折に触れて一緒にプレーする機会を持ってきたのでテニス会を始めることを相談する機会は容易にあったのですが、太田君の帰郷が決め手になりました。実はその前から、11期常任幹事の今道君〈4組〉と小田原テニス協会の試合で対戦したりしていたので、「親しくテニスをする機会を作ろうか?」との話は持ち上がってもいました。そんなわけで、11期の同期テニス会の発起人は、以上の3人「佐々木、今道、辻」と言うことになります。そして、同好の士集めを始めたが、すぐに何人かの当てが思いついた。ずっと私と一緒にテニスをしてきた小学校からの親友である根岸君〈3組〉はもちろん声をかける手の内にいた。さらに、小田原テニスガーデンで前からしばしば顔を合わせていた杉山剛君が実は11期の同期生と分かって、ホームカミングデーで「腎臓によい食事のとり方」をテーマに11期の講演会の講師に推薦したことがあってから更に親密度を増していたので、テニス会にも喜んで参加すると言ってくれた。もう一人皆さまご存知の大物がいる。小田高時代、ソフトテニスで全国的に活躍した高橋辰男君(6組)が、随分前から硬式テニスをやっていて、その実力を存分に発揮し、小田原テニス協会の各種の大会で好成績をおさめていて、実力的に場違いかもしれないと思いながらも、このテニス会に来てくれるよう声をかけたところ、来られる時は参加すると言ってくれている。そのように仲間集めに奔走していたら、今道君が白山中学の同級生で、小田高ソフトテニス部で高橋辰男君とペアを組んだこともある榮(はなぶさ)憲道君(6組)にこの同期テニス会に来ないかと声を掛けて同意を得てきた。榮君は名古屋に住んでいるのでたまにしか参加できないと思いながら大歓迎したところ、思いの外ちょくちょくやってきてくれて楽しさを盛り上げてくれている。と言うわけで、小田高11期で7人も集まることとなった。

 これだけ集まり、やると方向が決まれば、面倒見がいいのか、お節介なのか、辻堂に住む佐々木君ではなく小田原の私が動くべしと勝手に決め、参加者の資格を定義して、声を掛け、小田原テニスガーデンを予約し、ボールを用意した。
参加資格の定義は、小田高11期と城内高校11期の卒業生、及びその伴侶と決めて声掛けをすることにした。今道さんと私の女房もテニスをやるので、これで9人となり、ダブル試合が2面使ってできると読めた。城内高校11期の数人の参加も当てにしていたのだが、たまに来られる人が1人おられるだけで残念ながら期待したほどお見えいただけていない。
小田高と城内高校の同窓会の一本化が進まない状況に対し、「テニスはその先を行って既に一緒に楽しんでいるよ!」との実績を作りたいものと佐々木君と話していたのだが、そうはうまく行っていない。

そんな経過でコートに登場したのは次の写真の面々と言うことになります。

 上の写真は誰だか分かりますか? 後列左から、榮(はなぶさ)憲道君、今道周雄君、杉山剛君、高橋辰男君、前列左から、太田充君、佐々木洋君、今道夫人、そして私、辻秀志です。シャターを押したのは私の女房ということになります。

 2枚目の写真は、今年の秋、11月24日に写したもので、立っているのが左から佐々木君、辻、今道君、太田君、前列左が根岸君、杉山君で、この日は女性陣と高橋君は都合でお休みでしたし、名古屋の榮さんは遠方のためこの日は参加されず、ちょっと寂しいが、実施できればそれでよしと気楽にやっています。

 テニスのレベルはいろいろで、比較することは避けますが、勝負を楽しむと言うより、ボールを打ち合って楽しみ、体を動かす良い運動になり、太田さんはじめ皆の運動不足も解消できるという当初目的を達成できればいいと思っています。
 ある程度テニスができる人は勿論、今からでもラケットでボールを打ってみたい人はぜひ参加してください。全くの未経験者でも、少しやったことがある方でも大歓迎です。ラケットの持ち方、体の構え方、腕の振り方、靴やウエア(服装)の買い方、その他何でもアドバイスします。奇数月の第4週の月曜日(祝日の場合は火曜日)、時間は13時から16時まで、場所は小田原テニスガーデン(曽比)で、小田原アリーナの隣です。小田原テニスガーデンは16面の砂入り人工芝のオムニコートで、神奈川県下で一番の充実したテニス会場です。テニスコート用(人工芝用か、オールコート用)の靴を履いてきていただければ、服装や帽子の有無は問いません。サングラスをかければ太陽が視野に入った時でもボールが見やすいのですが、公式試合ではないのでかけなくてもいいでしょう。帽子を被って鍔(つば)で直射日光を遮るくらいで良いでしょう。
 テニスはゴルフより高齢者に向いたスポーツだと私は思っています。相手も高齢者を選んで対戦すれば、体力には大差はないので楽しめます。テクニックを身に着けると、あまり動かずにボールを処理できるからです。運動中は適度に水を飲み、激しく動かなければいいのです。
勝負に拘らないで、練習するだけのテニスでもいいと思います。相手の打ちにくいボールを打ち返すのではなく、相手が打ち易いボールを打ち返して、ラリーを続けられたら楽しいです。基本を堅苦しく習うのではなく、自分の好きなように打っているうちに自分の思うようなボールが打てるようになるという“アメリカンテニススクール”の考え方も世の中にあるようです。後期高齢者に分類される年になったのですから、それらしく、軽く、運動をするつもりでいいのです。
テニス会発足の経過と初心者のお誘いについて述べて、「同期テニス会たより(1)」を終わります。次回以降は、いろいろな側面からのテニスを綴ってみたいと思いますし、執筆者も入れ替わって、健筆を振るってもらいます。どうぞお楽しみに!(終わり)