ちょっと発表



                                     2019.03.15 4組 山崎 泰
   2018年世界一周クルーズに参加して その4 途中下船など

<編者注>寄稿いただいた原稿はA4で22ページの分量があるため、分割掲載いたします。

 このクルーズに参加して小生は色々な事故に出くわしたのであるが、その一つが体調管理のために女房と毎日ウォーキングデッキで1時間のウオ-キングの後12階のフィットネスセンターで約30分の自転車マシーンやウォーキングマシンで運動していたが、マーレを過ぎたころ、いつもの様にウォーキングデッキでスクワットを10回ほどして歩き出した途端に突然失神して顔面からデッキに倒れたようで、その間女房が言うことには約5秒間位で、自分で起き上がったようであるが、自分でも何か起きたか理解できなかった。


 すぐに船医に相談して船内にあるあらゆる検査機械で検査をしたが原因が判明せず、船医曰く“ローマの病院で精密検査をうけるように”と言われたが、言葉も分からずその後がどうなるかも分からず日本に帰ることにして、女房一人ではどうなるか心配であるとのことで娘に迎えに来てもらうこととし、帰国後かかりつけの大学病院で精密検査をうけることとなり、持病である心臓病、高血圧症、腎臓病、前立腺がん、椎間板ヘルニア、甲状腺等7つもの病気の精密検査を9日問うけたが原因が分からず、最後に脳内科の医師も加わり専門用語で「ヘッドアップチルド検査」を行うこととなったが、この検査は私にとっては地獄のような感覚であり、胃のバリューム検査に使う検査台に立ち位で体を固定され、転倒防止のために2人の医師がスタンバイし2人の医師が計器を見ている状態で、右腕に1分間に一度の自動血圧計と左腕に負荷をかける液体を注入され胸に自動心電図を付け約1時間半の検査の結果、医師の一人が“やっと陽性反応が出王しだと喜びともとれる一言に私は多少のむかつきがあったが、その病名が[神経調節性失神]とのことであった。


「神経調節性失神」とは如何なる病気であるか自分でも調べてみたが、自律神経の交感神経と副交感神経のアンバランスから起きるもので、端的に表現すると小学生が校庭等で朝礼の際に突然失神して倒れる状態と同じであるとのことで、その要因が精神的なものと肉体的な要因かあり、長時間の立位、座位、過度の運動後、恐怖、疼痛、驚愕、咳嗽、嚥下(のど)、排便、排尿等があるが自分では何か要因か分からず、医師曰く“心臓の関係だろう“とのことであったが、この症状は私だけの病では無く、全ての人に起こりうることであるとのことで、通常は10分以内で意識が戻る場合はこの症状であり、それ以上の場合は別の病状で危険な状態であるとのことでした。


この症状の対処方法として壁に頭と背中と腰を接して足を転倒防止のために15CM位前に出して立居で30分間を毎日2回行うことを現在も続けているが(興味のある方は試されては、30分という時間かいかに長いかを感じさせられます)、1カ月間訓練の結果異常が起きなかったのでボストンから再乗船することとした。


 その他にも一番の目的としてオプショナルツアーでのマチュピチュ遺跡に行くのにプエルトケッツアルから飛行機でパナマ空港にて乗り継ぎし、リマに向かう途中乱気流に合い、左耳に激痛が走り、おまけに耳から出血し、パーサーが氷を持ってきてくれ、それを耳に当てて激痛は半減したが出血は止まらず、即刻リマの総合病院の耳鼻科に診断してもらったが、そこの医師が曰く40年の医師の経験上この様な症状は見たことが無く外耳内の皮膚がめくりあがり交差してそこから出血している”とのことであるが、日本の耳鼻科・医院では患者も医師と同時に画面が見られるが、それは無くどのような症状であったか自分は分からず、帰りに必ず再診するように言われたがその時開け無く、治療が判明しないが抗生物質を塗布されたまま目本に帰国後、耳鼻科医院で見てもらったが、塗布に使われた綿かガーゼが時間がたち、こびり付き取り除くのに大変であったが、出血の後は見られたがリマの医師が言っていた症状は見当たらなかった。


 これらの事故に対する旅行保険の交渉であるが、耳に関する保険は100%見てもらえるが、自分の意志で帰国したことに関しては船医の言う通りにローマの病院で検査をうければ1 0 0%であるが、保険契約の内容では認められないとのことであるが、現在交渉中であるがローマからの私一人の帰国費用と精密検査の費用は考慮することを考えているようであり、諦めずにしつこく交渉することが肝要である。


ここからは皆さんも見学経験かあることと存じますが、寄港地の私なりの見学した様子
を披露したいと思います。




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