ちょっと発表



                                     2019.05.01 4組 山崎 泰
   2018年世界一周クルーズに参加して その6

<編者注>寄稿いただいた原稿はA4で22ページの分量があるため、分割掲載いたします。

 『バレッタ(マルタ)』: 1565年のオスマントルコ軍との戦いでロードス島を追われた 聖ヨハネ騎士団が難攻不落の城塞都市として建設され、トルコ軍との戦いに勝利した当時 の騎士団長であり、街の完成にも尽くしたシャン・バンプ・ド・ラ・バレットの名前に因 んで名付けられ、街全体が世界遺産に登録している。
バレッタの対岸に位置するスリーレディースと呼ばれるヴィットリーオーザ、センブリア、 コスビークスの3つの城塞都市の一つのセンブリアから、バレッタを望み、マルタ島最大 の漁村で素朴な雰囲気が素敵でありカラフルにペイントされた伝統的な漁船のルッツが浮 かび、より一層の感激がわいてきた。その後、エレベーターで上ったアッパーバラッカ・ ガーデンから逆に城塞都市スリーシティーズを眺め、騎士団長の宮殿と騎士団がその名を 冠した聖ヨハネを称えるために建て九大聖堂の聖ヨハネ准司教座聖堂を見学し、聖堂の床
ぱ騎士たちの墓所になっている。
インガーデイアという中世の聖ヨハネ騎士団の時代、聖エルモ砦で今も騎士たちが行って いた軍事訓練のイベントが今回は飛鳥Ⅱのために港の広場で特別開催となり臨場感たっぷ りであった。


 『チビタベッキア(イタリア)』からは例の失神のための検査のために帰国したためにその 後の『バレンシア(スペイン)』『マラガ(スペイン)』、『ジブラルタル(イギリス領)よ『リ スボン(ポルトガル)』、『ビルバオ(スペイン)』、『アムステルダム(オランダ)』、『ハンブ ルグ(ドイツ)』、『ロサイス(イギリス)』、『ダブリン(アイルランド)』、『ハリファックス (カナダ)』、『セントジョン(カナダ)』、は見学できなかったが、ジブラルタル以外は以前 に旅行しているのでさほどの残念さは無いが、ボストンより再乗船することが出来て第一、 第二の目的が達成することが出来て、帰国と再乗船のための費用が残念ながら掛かったが 満足している。
 今回の飛鳥Ⅱのクルージングで病気のために、ヘリコプターや快速艇で近距離の都市に 送られた方が4人もおり、私を入れると下船者は5人であるが、私は自分で下船したが、 飛鳥Ⅱの過去のクルージングを含めて再乗船したのは私か初めてとのことであった。


『ボストン(アメリカ)』:ボストンの市内見物は飛鳥Ⅱの寄港の2日前に入っており、 娘の案内で、まずボストンコモンの公園に行き、そこからフリーダムトレイの出発となる が、娘曰く、アメリカ合衆国の歴史が一目で分かるとのことであり、16か所の歴史観光 地を赤いレンズで作られたライン沿いに見学することとしマサチューセッツ州会議事堂 やキング・チャペルと同墓地、ベンジャミン・フランクリンの銅像、ボストン虐殺地跡、 オールド・ノースチャーチ、アメリカ海軍の3本マストの木造船で現在も現役であるコン スティチューション号を見学後、1825年から17年の歳月をかけて建設されたインガ ーヒル記念塔であり、アメリカ最初のオベリスクであり、この間16か所4Kmの歩きと、 地下鉄とバス移動でビーコンヒルやハーバード大学を見学して娘は帰国したが、翌日は飛 鳥Ⅱクルーズが貸し切りで見学が出来るボストン美術館であり、1876年に開館し、所 蔵品は50万点を超え、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなどヨーロッパの印象派をけじめ、アメリカンアート、古代エジプト、日本美術などを堪能し、貸し切りのせいか見学途中に館内でのスパークリングワインや軽いおつまみでの休憩時間は助かりました。
 翌日はボストン北部の海沿いに位置する魔女裁判の町セイラムを訪れ、17世紀に魔女裁判の悲劇が起こった町で、当時の様子を再現した博物館を見学し、アメリカ最古の博物館と言われるピーボディ・エセックス博物館を見学し、ザ・ハウス・オブ・ザ・セブンゲイブルズの外観を見学した。


 『ニューヨーク(アメリカ)』:白由の女神を左舷に見ながらニューヨークのマンハッタン島に着岸し、ニューヨーク1日観光に申し込み、まずワールドトレードセンター跡地に2014年に建てられたワンワールドトレードセンターを車窓から見て自由の女神へ行く観光フェリーの発着地でもあるバッテリパークを歩き、イーストリバーにかかり、マンハッタン島とブルックリン地区を結び↓869年着工し工883年に開通したブルックリン橋を遠望し、マンハッタン島の真ん中に位置し豊かな水と緑にあふれており、テニスコー
トやグランド、メトロポリタン美術館のあるセントラルパークの中を散策したが、所々に大きな岩が点在しているのに驚かされた。
 マンハッタンの町並みを車窓から見つつ国連本部を外観から見物し、タイムズ・スクェアや市内を車窓より見学してステーキハウスの「EMPIRE」で昼食をし、ロックフェラーセンター70階の展望台のトップオブ ザロックに上がり、マンハッタンの摩天楼群を望み、目の前のエンパイヤステートビルはさすがに圧巻であった。夜の出航にあたり、摩天楼の光のページェントに驚かされ、ライトアップされた自由の女神も印象的であった。


 『ボルチモア(アメリカ)』:ワシントンD.C.観光にエントリーし、まずはジョンFケネディーが眠るアーリントン墓地を見学したが、ケネディーの墓地の永遠の灯とその横にある石碑が印象に残り、シーフード・バラスの「TONY and OE」で昼食をしたあと、アメリカ大統領の就任式が行われるナショナルモールやリンカーン記念堂に入るが、リンカーン座像見学には60段の階段がまちうけていた。
 その後、ワシントン市内をトランプ・インターナショナル・ホテルや歴史的な建物やホワイトハウスを遠方に車窓から見学レアメリカ合衆国議会議事堂が見える公園に着き、遠方であるがその堂々とした白亜の殿堂と公園の緑がマッチングして素晴らしかった。
 スミソニアン博物館の一部である国立航空宇宙博物館を見学したが、ライト兄弟の飛行機今日本のO戦や世界の戦闘機や宇宙から帰還したカプセルが目についたが、一番興味を持ったのが小さな月の石であった。

 



          1つ前のページへ