弔   文
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吉田明夫さんを偲んで 
4組 太田 充

2017.11.22



吉田明夫さん、とうとう幽明境を異にしてしまいましたね。

吉田さんが亡くなられてからひと月以上経ちます。今道さんからWeb11に弔文を寄稿してほしい旨の連絡がありましたが、昨日まで心身共に疲れることが重なり、弔文を寄稿するのも、一息ついた今日になってしまいました。吉田さん、ご勘弁を。
 東北大震災直前に50数年振りに小田原に戻りましたが、日を経たずして吉田さんから小田高4組のクラス幹事を依頼されました。幹事交代の理由として体調が思わしくなかったことが綴られていました。
その後、11期生の常任幹事の依頼がありました。現常任幹事の佐々木さんは吉田さんの推挙によるとのことでしたので、恐らく私の場合も吉田さんの推挙によるものではないかと思います。自分では表に立たず根回しなどの裏方に徹していたように思います。吉田さんの性格ですかね。
告別式の忌中払いでは、同期生から私が知らなかった吉田さんのエピソードを聞き、吉田さんの硬骨漢振りを知りました。頑固さの一面も持ち合わせていたのですね。
また、同期生の多くがいわゆるリベラル派で、吉田さんのいう中道派はほとんど見当たらないとのこと。たまたま私が超保守派であったことを聞き及んでお互い親近感を覚えたものでした。「太田さんのスタンスでWeb11に寄稿してほしい」との依頼で一文を寄せましたが、吉田さんから見るとまだまだ不十分だったのでしょうね。
また私の兄の店からホンダNボックスを購入したとの話に、吉田さんの律義さを知りました。兄の後を継いだ甥からも「叔父さんの友達から車を買ってもらいました」との話がありました。吉田さん、お心遣い有難うございました。
あと何年かしたら私も彼岸に渡りますので、その折にはいろいろなお話をしましょう。特に政治談議や私たちが育った時代には考えられなかった殺伐な出来事の話で盛り上がるのではないかと思います。

その折を楽しみにしています。