一 般



国内の反日
2014.08.12  吉田明夫

集団的自衛権

 現在の安倍政権は良く頑張っていると思う。欧州、東南アジアそれにオセアニア等何処に於いても首相の政策(特に集団的自衛権)に異を唱えるどころか賛辞さえ贈っている。中韓を除いては。それに首相周辺の人材も優れている。管官房長官・岸田外相・小野寺防衛相、その他の副大臣方々。言動がしっかりされている。前回、民主党政権を選んだ国民の選択は結果として間違いだった。それはあまりにも頼りない自民党だったからであろう。数日前の海江田万里党首の発言などは幼稚じみて聴くに耐えなかった。

 集団的自衛権についてであるが、この権限の無い国はつい先頃まで日本とスイスだけだった。スイスはご存知永世中立国で国民皆兵であるから、徴兵制は必要無い。現在のスイスはフランス・イタリア・オーストリア・ドイツに囲まれているが、スイスはこれらの国と同じ民族で構成されている。であるから国家的対立のいざこざは殆ど起こりうる要因が無いのである。

 集団的自衛権に反対する理由として、◉戦争をする国になる、◉徴兵制がひかれる、◉立憲主義を破壊する暴挙等が上げられている。
 戦争を
する国と戦争が出来る国とは全く意味合いが異なる。世界中どこの国も戦争が出来る国である。戦争をすることが出来ても戦争をしないのがこれからの日本の姿勢である。戦争が好きな者等1人もいない。幸いなことに日本国内には宗教的対立も人種対立も無い。在るのは外からの領土侵略と平和国家日本を守る意志の無い平和ボケのやからである。中国による日本国内の土地の買い占め(本土の水資源等)、自衛隊施設の近隣地の取得、対馬・五島列島等の過疎化が激しい小島の買い取り、尖閣諸島の略奪等である。集団的自衛権の反対のみを主張し、尖閣・竹島・北方領土について何も主張しないで、反対だけは声高々に叫ぶ連中の如何に多いことか。

 絶対に中国に第1列島線を越える覇権を与えてはならない。その西側は海底が浅く潜水艦の行動が制約されるから、どうしても中国はその東側に出て来たい。そうすれば対潜水艦能力の高いと世界から認められている海自の護衛艦それと潜水艦そのものにも遭遇する確率は低くなる。中国も必死で潜水艦の能力向上を図っているから、日本も更なる技術の改革を必要としている。

 中国のような無法な国と対峙している現状で、絶対に戦争を起こさないためには日本独自の国防の強化と、日本と同じ立場にある国々と同盟を結ぶべきである。今年5月24日に書いた「国防と外交」で提案した「EATO」でカンボジアとミャンマーを除いたのは、今回ミャンマーのネピドーで開かれたASEANと日中韓米の会合の南シナ海の領海に関する宣言文で敢えて名指しを控えたのは中国に対する両国の経済的依存からであるということが予測出来たからである。


国内の反日

① メディア
  朝日新聞、東京新聞、日教組月刊誌「教育評論」、赤旗

② 日本共産党、日教組、日本キリスト教婦人矯風界

③ 平和ボケ憲法を崇め、集団的自衛権と戦争を直接結び付ける思考停止の人達。
  ③の中身を年齢層で分けると半数以上は60才以上と中高年のおばさん達だそうである。若い世代は賛成が多   いと言われる。目覚めてください、お爺様方。

④ 人物としてあげれば、政治家では、以下の人達である。
  鳩山由紀夫、河野洋平(この二人は思想はさておき反日行為をした)、野中広務、古賀 誠、加藤紘一、福島瑞  穂、村山富市、志位和夫を始めとする共産党議員および共産党員。一般ではノーベル賞受賞の大江健三郎等であ  る。


朝日新聞の購読契約を解除した友人

 私吉田は2007年迄、旅館を営んでいた関係で、客からの要望もあり、読売・朝日・毎日の3紙を1965年頃から契約していた。といってもノンポリの端くれだったので中身は殆ど読まなかった。ある時、アマチュア無線の先輩で在日韓国人で戦時中日本軍の陸軍少尉として通信部隊にいた方からこんなことを言われた。君は新聞は何を読んでいるのかと。彼は「朝日新聞は赤旗よりも左だからまともに記事を信じると頭が赤く染まるぞ」と教えてくれた。私が20代半ばの頃だった。1980年代になって段々とその意味が分かって来た

 以下に50年間近くも付き合っているやはり無線仲間の友人(BZQさん)から、先日、朝日の購読契約を解除した経緯(いきさつ)のメールをいただきましたので、掲載いたします。普段温厚な彼にしては大分怒っていた。

私(BZQ)は朝日を止めました。

 朝日新聞社への投稿 

 50年以上に渡って購読してきた朝日新聞の購読を止めました。理由は、下記の通りです。

”朝日新聞お断り 大誤報出しても反省も謝罪も無い 非常識+無責任新聞社”

 誤報を掲載しながら片や相変わらずの上から目線の説教記事を言い訳がましく一面に掲載するという不見識。 普通の会社ならば、先ず謝罪があり、反省があるはずでしょうに。
反省から誤報発生の直接原因や動機的原因の追究が行われ、それを明らかにしてはじめて再発防止ができるのでは?

 それが無い朝日新聞は誤報再発の可能性が高く、信頼に足る情報源とは言えないから購読中止したもの。

右は彼が自宅の玄関に張り出した「朝日新聞 お断り」の貼り紙。
販売店に対する以外に思考停止の購読者への啓蒙かも知れない(吉田評)。

「新聞のコラム名にも表れる傲慢さ おこがましさ ”天声人語”」

 

誇れる自衛隊

 8月10日の夜、NHKスペシャルで「60年目の自衛隊〜現場からの報告」というドキュメンタリーの放送があった。内容はいずれ陸上自衛隊の幕僚長になる資格を持つ教官が士官候補生を実戦さながらに教育する番組である。銃の命中率も士官ともなれば一兵卒よりも高くなければならないという教え。20名くらいの隊員の中に女子が4名も居たのには驚きと胸が熱くなるのを感じた。男女とも防衛大卒が多かったが、一般大学卒も居た。男女区別無く過酷な訓練を取材したものだが、これを観て日本の国防を担う自衛隊に誇りを感じた。

 昨年1月30日、中国人民解放軍海軍所属の江衛II型フリゲート「連雲港」が、海上自衛隊第7護衛隊所属の護衛艦「ゆうだち」に向けて火器管制レーダー(射撃管制用レーダー)を照射。2013年1月19日午後5時頃にも東シナ海において中国海軍所属のジャンカイI級フリゲート「温州」(526)が、海上自衛隊第6護衛隊隊所属のたかなみ型護衛艦「おおなみ」搭載の哨戒ヘリコプター「SH-60」に向けて火器管制レーダーを照射した疑いもある。これは単なる威嚇では無く、日本側に先に手を出させる挑発である。

 思い起こせば1941年12月8日、日本海軍航空隊がハワイの真珠湾攻撃に踏み切ることをルーズベルトは察知していたという説が最近唱えられている。資源を東南アジアに依存する日本にそうはさせぬという米英の策略にはまってしまい、思わず手を出してしまったのである。今の中国は毎日のように尖閣周辺をうろつきそれを待っているように思える。


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