このあたりは、同じアルプスでも「ベルニナ・アルプス」と称される“辺鄙なアルプス”で、マッターホルン、ユングフラウやモンブランのような“スター選手”はいません。しかし、展望台自体の標高が2,453mあり、最高峰で標高4,049mのピッツ・ベルニナ(Piz Bernina)をはじめ、ピッツ・ズポ(Piz Zupo)などの標高3,000m級の“質実剛健”な山々が連なっているのを目の当たりに展望することができます。松尾さんが小田高キャンパスで見かけたというもう一つの「質実剛健」という言葉は、吉田松陰の甥で神奈川県第二中学校(小田高の前身)の初代校長となった吉田庫三さんが“質実剛健の校風”作りを目指されたことによるものだそうです。そうか、ベルニナ・アルプスと小田高は「質実剛健つながり」があったのだと、例によって例の如く勝手に判断し勝手に満足してパッケージ旅行の2日目の行程を終えました。 |