序 文
今回、小田高11期ホームページ編集担当の吉田君から小田原フィルハーモニー交響楽団の創設時のエピソードを依頼されましたが、以前に書いたものがありますので、転記させていただきます。
以下のエピソードは、小田原の各種の文化団体がそれぞれの会の公式記録を書き残そうということで、1976年に発行したものの中から小田原フィルハーモニー交響楽団について、私、田近廣生が書いたものです。したがって、以下は小田フィルの公式記録と言うべきものです。なにぶん38年前のもので、小田フィル創立から18年分しか扱っていませんが、創立時のエピソードや初期の様子は知りうると思います。
また、小田フィルと小田高の深いかかわりもわかるかと思います。沢山の人の名をあげでありますが、ほとんどが旧制、新制、合わせて小田中、小田高の同窓生で、文中に出て来る小田高以外の人達は、小船幸次郎、関野昌紀、白井英治、米山安喜彦、徳沢姫代の諸氏のみです。