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未  来 6組 瀬戸章嗣  2011.11.20
 中学生の孫娘の入選作が出ていると聞き、昨日、新宿駅西口イベントコーナーで展示中の東京都「明るい選挙ポスター作品展」を見に行った。18000という応募からの入選作100点が展示されていたが、小中高生の作品群を見て回り、「未来」という言葉が入った作品が多い(3~4割か)のに気付いた。 孫娘のには、《つなげよう よりよい未来へ》とあった。子供達は未来を見ていると思った。そして、近くの珈琲館で、その後の忘年会待ちをしながら、我々老人も<未来>を見て生きることが、子供達は自然にだが、我々は意識的に改めて思うのが大切だと思った。自分は還暦以後、<アンチエイジング>と<猛勉強>を生きる上でのキーワードにしてきたが、これからは、<未来>をキーワードにして行こうと思った。

 いつか、NHKラジオの健康ライフで、清水の次郎長のひ孫に当たるという、浜松医科大学の著名脳科学者高田明和名誉教授が、次郎長の辞世の歌を披露し、たとえ死後の世界であっても、次郎長が希望を持った未来を見ていると、評価していたのを思い出したので、今朝インターネットで、《次郎長の辞世の歌》をキーワードに検索したところ、《ろくでなき しごともついにあきはてて 先立つさい(妻)に 逢うぞ嬉しき》とあった。

 この辞世の歌を、内村鑑三が読んで、「もしこの歌をワーズワーズのような大詩人に見せましたら、じつに天真のありのままの歌だと大いに賞賛すると・・・」 とある。


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