年寄りのつぶやき・主張等


抗日戦争勝利70年記念の真実とは
4組 吉田明夫  2015.09.04

 9月3日に行われた北京での「抗日戦争勝利70年記念」であるが、どこの国が我が日本に対して勝利を得たのか。習近平も朴槿恵も、それにプーチンまでもが彼らの国が日本に勝利したと大きな思い違いをしているようである。当時朝鮮半島は良くも悪くも日本に併合されていたので、朝鮮が日本と戦争していたわけでもないし、日本に勝利したことでもない。寧ろ日本人として志那(蒋介石)の国民党軍と戦っていたのである。
 であるから、中共(中華人民共和国)の習近平や韓国の朴槿恵がわれわれの祖国が日本に勝ったのだということでは無い。ましてやプーチンの元ソ連に至っては、日本がポツダム宣言を受け入れ、敗戦を認めた後に日本の北方領土に進行して来たのである。これは国際条約に対する違反で有り、侵略そのものである。

 日本は第2次世界大戦で侵略者扱いをされているが、日本の侵略については歴史家から見るとそうでは無かったという説も多くある。むしろ中共の周辺国(チベット・ウイグル・その他の小国)への侵略、近頃では、明らかにマレーシアやフィリピンの領海・領土ともいえる南沙諸島の奪取、そしてロシアに至っては、2008年のグルジアに対するロシアの挑発、2014年のクリミア半島の奪取等、中ロの侵略は続いている。日本にとって懸念されるのは、毎日のように尖閣諸島へしつこく寄って集(たか)る中共の海監船。

 日本に勝ったと言えるのは主にアメリカ・台湾・英国・オーストラリア・そして金日成の北朝鮮であろう。しかし、これらの諸国は抗日戦争勝利などは少しも出さない。戦後日本は中共や韓国にどれだけ無駄な経済援助を行って来たか。馬鹿々々しいとは思いませんか。平和憲法とやらを愛する皆さん!



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