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 「片山幸男さんを偲んで」

下赤さんから2組の片山幸男さんが逝去されたとの報を受け、まさかと驚いております。
 彼は私の小学校からの仲間です。当時は足柄上郡櫻井小学校、足柄平野のど真ん中、悪童の揃った櫻井村の三十数人の仲間の一人でした。その6年間、私と彼は一番小柄でいつも朝礼のときには一番前を争った仲でしたが、私と劣らず?大変おとなしい感じの子供で、後年の彼とはかなり違った印象 を持っております。ただ、私は櫻井村でも東栢山、彼は曽比という部落で離れており、一緒に遊んだことはそれほどありません。
 中学・高校もクラスが別れて、どんどん疎遠になってゆきました。小学校のクラス会は何回か開かれておりますが、私も大阪や名古屋の関係で、2・3回に1回の参加、そして彼は仕事が忙しい関係か、それこそ金一封を置いて風のように去っていきました。彼が地元の名士として活躍されていること はよく承知しており、まだこれからの人生と思っておりましたが・・・残念です。
 一昨年のことでしたか、私が名古屋の友人を連れて「尊徳記念館」を案内していた時、ばったり彼と会い。5分ほど立ち話をしたことがあります。 「お互い老けたなあ」、そんな感慨のひと時でしたが、思えばそれが最後の出会いになりました。
 下赤さん、わざわざご参列いただきありがとうございます。

 
先年には6組の鍵和田さんが亡くなっております。彼は松田町の出身ですが、結婚後、東栢山に移り住んだようです。逆に私は地元を離れ、年に2、3度しか帰郷しなくなりました。彼は小田高軟式テニス部で活躍、一年半ばで挫折した私を継いでくれた恩人です。そんな二人が相次いで亡くなられ たことに、深い哀悼の気持ちで一杯です。
 古希を超えた我々世代の当然の流れなのかも知れませんが、残された身として、本当に悔いない残生を送りたいと改めてかみしめております。

2013.10.17
6組 榮 憲道

安藤さんの「近況報告」を読んで 

 この度の安藤さんの“原子力ムラ”からの原子力(原発事故)に関する意見、早速プリントアウトして読み、妻ともども《我が意を得たり》、その客観的な考えを述べられたことに大変感銘を受けました。多分このような意見を持っておられる方は“原子力ムラ”にも沢山おられると思いますが、それを勇気をもって表明出来る方は少数派なのではないのでしょうか。
 今回の参院選挙では余り争点にはならなかった原発再稼働問題ですが、大きな禍根が残りそうな気がしてなりません。政・官・業界では、国際競争力に打ち克つためには、多少の問題があっても原発は推進すべきとの意見が強いようですが、私は原子力(原発)による、安い電力供給はまやかしと考えております。早晩迫り来る廃炉の問題、福島のような大事故の懸念、そして、特に一番の問題として、安藤さんが指摘される“ゴミ”の処理問題・・・むしろ原発は大変高くつく電力源ではないかと思っております。
 そして、それ以上に、地球が今大きな変動期を迎えているのではないのでしょうか。東日本大震災につづく富士山の大噴火、東南海地震も現実のものとして予想されます。最近の世界の気象異変―想定外の局地的豪雨や大津波、大竜巻、南極や北極の氷河の崩落・・・自然の脅威がそれを予感させます。
 原発がなければ、火力発電などでCO2が増加してもっと地球の温暖化が進み、悪くなるという説もあります。一面もっともとも思いますが、人類の叡智を集めれば、風力、波力、地熱、太陽光・・・もっと優しい力で安い電力を生み出せるでしょう。例えば、高性能の太陽光パネル1枚を各家庭に安価で付けることによって電力がタダで自給でき、電力会社も送電網も燃料も必要ない社会となる・・これは夢でしょうか。
 安藤さんのような方が、原子力ムラの中から一人でも多く育ち、私のような無知の国民を啓蒙され、新世界の案内をされることを期待しております。

 どうか今後共健康に留意され、益々活躍されんことを祈念しております。
2013.06.27
6組 榮 憲道

吉田龍夫さんの「騙されたつもりで・・・」を読んで

 出だしの12行の見事な書き出しに、笑いをこらえながら読み進みました。「3不良」でもない、「3悪友」かな・・・その今でも続く「親友」以上の「心友」の絆に、あの高校3年の暗い時代に、こんな友情があったんだなと羨ましく感じました。
 そして、バッハから始まった音楽の話、軽妙なタッチに引き込まれました。詳しくはわかりませんが、「カンタータ」いいですね。その思い入れ、さらに実際にオケを指揮して演奏会をされる熱情・・・。
 実はフルートといえば、高校時代ほとんど面識はありませんが、「小田高通信」を通して同じ4組の藤本幸生さん(広島在住)を知り、彼の創ったフルートの名曲CDを毎年送ってもらい、いつもドライブの友として楽しんでおります。
 同じような仲間が4組にはおられたようで、今道学年幹事筆頭に、この「4・6通信」のまとめ役であり「3悪友」の吉田明夫さん等、4組はまさに多士済々、“宝の山”のようですね。
 逗子での20回目の演奏会、おめでとうございます。とても名古屋からは行けませんが、さらに“全曲演奏”を目指して、益々の活躍を祈念しております。

2011.10.03
6組 榮 憲道

瀬戸さんの東名ドライブ、私は母の故郷、谷峨のあたりが大好きです。勝手ながらそのエッセイ添付しましたので、ご笑覧ください。

2011.09.11
6組 榮 憲道


私のシャンソン、カンツォ―ネですが、シャンソンは、曲としてはサン・トア・マミー、歌手はこの曲を歌ったアダモ(夜のメロディ)、カンツォーネは、カタリ・カタリ歌手はミルバ(酔いしれて)、そしてそれとは別ですが、フレンチポップスのポール・モーリアの大ファンです。日本では岸洋子が好きですね。

2011.09.11
6組 榮 憲道



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