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  2015.04.12 7組 斎藤良夫

中国のチベット人に対する拷問を扱った映画


 コメント

 
池谷薫映画監督から、以下の映画案内のメールが届きました。既にご承知の方も多いと思いますが、転送します。チベット問題、中国のチベット人に対する拷問を扱った映画です。私は以前、中国の拷問に耐え、中国警備兵の銃弾の雨を切り抜けてヒマラヤ越えしてきたチベット人と東京でお会いしました。また、ネパールのチベット人村を訪れたこともあります。今、ダライ・ラマの家族の料理人が来日中で、友人が日本を案内しています。映画は7月に公開されます。

 

以下は、池谷監督からのメールです。

 
 『散りゆく桜を惜しみつつ、若葉の季節に心躍らせる今日この頃です。宿願だったチベット問題と向き合う映画をつくりました。タイトルは「ルンタ」。チベット語で「風の馬」を意味し、天を翔け、人々の願いを仏神のもとに届けると信じられています。現在チベットでは中国の圧政に対して自らに火を放ち抵抗を示す“焼身抗議”が後を絶ちません。暴力によるテロが世界を席巻する今、非暴力の闘いに込められたチベット人の心を、一人の日本人男性の視点を通じて描きました。公開は7月。渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショーです。

 昨日オフィシャルサイトがオープンしました。情報の拡散にご協力願えれば幸いです。
是非、予告篇をご覧ください。http://lung-ta.net/trailer.html

 1989年ダライ・ラマ14世のノーベル平和賞受賞をTBS「報道特集」で番組にして以来、僕にとってチベット問題の映画化は、長年の宿題でありつづけました。四半世紀の準備を重ねて完成した『ルンタ』を、今はただ世界の一人でも多くの人にご覧いただきたいと願っています。「ルンタ」には幸運という意味もあるとか。焼身者がこれ以上増えず、チベットに一日も早く真の平和が訪れることを願ってやみません。

感謝を込めて

映画「ルンタ」監督
池谷 薫(いけや・かおる)』



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