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  気になる桜

 2018.02.09    斎藤良夫


 小田原城のお堀端の1本の木。それが気になる「あの桜」です。名付けて<チェリー・イナバウアー>。私が勝手に付けた名前です。幹が真横に大きく反り返り、枝先は湖面すれすれ、水中に没しないのが不思議なくらいです。昨年11月13日に初めて目にして一部の方々には既に紹介させていただいておりますが、以来、私は今年春の開花を楽しみに待っているのが現状です。

 そして3月。ちょっと落ち着かない気分です。5日に所用で小田原市街に出向いた時に、お堀端まで足を延ばして<チェリー・イナバウアー>に会ったきました。欲目かもしれませんが、つぼみを付けている感じでした。気象庁が発表した今年の桜の開花予想は平年より早めで、東京のソメイヨシノの基準木の開花は3月22日ごろと予想されています。東京より温暖な小田原ではもっと早く咲くかもしれません-----。

 3月5日の桜の状況等をアルバムにしました。小田原城址公園内の架け替えられた「住吉橋」、お堀端に近い民家の庭に咲く満開の桜も写真に収めました。「変身こけし」は社会福祉施設「ほうあん地域支援センター『まある』」のものです。「まある」はスペイン語の「mar(マール)」で「海」の意味です。一般の人もお茶や食事ができるところで、私は時々立ち寄っています。こけしは友人が寄贈したものです。そのこけしを使ってスタッフが子どもたちと一緒に折々の話題や季節の行事に合わせて変身させています。「変身こけし」を見るのも楽しみの一つです----。

 当日は雨でした。加えて突風。私は地元・国府津と小田原間はバスを利用しています。小田原で帰りのバスを待つ間は傘をさすものやっとで、とうとう突風で傘の骨が折れてしまいました。お堀端の桜の木を見たり、「まある」まで歩いている時はさほどの風雨でなかったの幸いでした。

 私はこれからも<チェリー・イナバウアー>の開花の動きを注意深く見守って行くつもりですが、皆さまが小田原城や城址公園等を訪れて桜の木を目にすることがありましたら、ぜひ、情報をお寄せ下さい。よろしくお願い申し上げます。

 それでは、また----。






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