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  セーリングW杯江ノ島

 2018.09.15    斎藤良夫
江の島(神奈川県藤沢市)のヨットハーバーへ9月13日(木)午後、足を運びました。9日に開幕した「セーリング ワールドカップ(W杯)江の島大会2018」観戦のためです。この日は大会予選3日目で、午後からのレースは全10種目のうち「470級男子/女子」「フィン級(男子)」など5種目が行われました。観戦と言ってもレースは江の島の沖合で行われているため、防波堤・岸壁や展望台からレースの模様を見ることはできません。しかし、遥か洋上に浮かぶ艇を目にすることができ、また、レースを終えてハーバーに引き揚げて来る艇や選手の姿を間近に見ることができました。

 「セーリング ワールドカップシリーズ 江の島大会」と書かれた横断幕をくぐると、周辺に当日のレース案内や各種施設が並んでいました。先の1964年東京大会の時に私はセーリング(当時はヨットと呼称)競技を読売新聞記者として取材しました。当時、防波堤の先端にありました聖火台は現在、ヨットハーバー近くの公園内に移されました。大会期間中は、その聖火台わきに大型の映像装置が設置され前日までのレースを放映していました。外国からの報道陣の姿もあり、選手控室やレースを終えたばかりの自国選手をインタビューしていました。

 会場内では1964年大会の写真展が開かれていました。13日は平日でしたがそれなりに人出があり、小中学生たちは観覧帆船「やまゆり」に乗船して洋上でレースを観戦していました。「やまゆり」は1964年大会で登場し、その後は地元の「ヤマユリ保存会」の皆さまの努力で現役で動いているのです。予選レース10~12レースのあと各種目上位10艇によって15日(土)と16日(日)の決勝、いわゆる<メダルレース>が行われます。Jcomテレビは午後1時から5時間にわたって<メダルレース>を生中継します。もちろん私はテレビ観戦をするつもりです。

 今回の国府津番外は、「セーリング ワールドカップシリーズ 江の島大会」の紹介です。そのW杯の雰囲気が少しでも伝われば、と思っています。

 それでは、また-----。

 斎藤 良夫





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