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2011.09.17    瀬戸章嗣

「古稀の日々・・・洋トイレ 百発百中小便小僧」             

 洋式トイレの普及は、男が本能的に持っている仕草に対する脅威だと思います。特に老化と共に、放射筒が軟弱になり、出てくる小僧が前後左右に気まぐれに飛ぶようになると、汚れを嫌う家人から注意されている間はいいが、その内に、
女子のように後ろ向きに座った用足しを要求されるようになるらしいからです。

 以前テレビで、それを言われた老人が、男子としての無念を吐露しているのを聞いたことがあります。後ろ向きになるのが嫌だといっていました。私も、立ち小便をする時に、男に生まれて良かったと思うことがある口なので、同情し、
なんとかしなければと思いました。

 要するに、気まぐれ小僧が飛び出そうが、壺に落ちれば良いわけで、それをいかに格好良くやるかという命題に対して思い付いて、修正を加えながら実践を重ねて、今では百発百中で壺に落ちている用足し法を発表します。

「お控えなすって型土俵入り風 用足し」です。以下は、その細則ですが、

私の好きな清水の次郎長に代表される若い衆が、他所の親分の所へ行って玄関口で挨拶する時の形が「お控えなすって型」で、左足を前に出し、右手を斜め前に差し出しながら腰を屈める・・・・これにより、壺を跨ぐ格好になり、放射筒が壺の約3分の一ぐらい内側の真上になるようになる。右手は別に前に差し出さなくて良い。格好良いと思うかどうかは本人次第で、それよりもどちらを選ぶかが問題で、誰も見ていないから問題はない。
放射口の高さは、小増の気まぐれ度により、この部分が、年齢や放射技術による個人差が出るところですが、放射点が高くなれば、許容される気まぐれ放射角度は狭くなり、放射点が低くなれば、許容放射角度が広くなる。私の場合、最初は、60度程度で十分であったが、最近では、安全を踏んで、90度以上を心がけている。その高さは、腰を土俵入りのように落すことで加減出来るというものです。更に、120度位までは調整可能と思っています。
最近、テニス帰りで友達と話している老人が、NHKの放送で、老化による太股筋肉の衰えは、椅子に座るような形で30秒ほどじっとする姿勢を日に2度やることで防止でき、腰痛予防にも良いと言っていたと話しているのを聞いたので、私の場合は、日に10回ほど、用足しをしながら、足腰を鍛えていることにもなると思った次第です。


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