ちょっと発表



2012.12.29    山崎 泰

「UFOを見た私」

 皆さん、9.11事件はご存知のことと思いますが、2001年の一昔前のことになりますが、私にも大きな事件に遭遇した時でした。

 これから、その事件の報告をいたしますが、信じるか、信じないかは皆さんの勝手ですが、全く証拠の無い話しですが、妻と「紅葉のローレンジャン高原と古都ケベック」のツアーに行くこととなり、出発は9月17日の予定でしたが9.11事件のためにシアトル経由バンクーバーのアメリカン航空の便が、全て飛ばなくなり、ツアーそのものが取りやめの連絡がありましたが、9月15日にツアー会社から連絡があり、カナデイアン航空が急遽東京~バンクーバー直行便を飛ばすこととなり、このツアーを9月30日に再開するが参加の希望を募ってきたのである。
 妻はいぶかっていたが、こんな大事件の後だから逆に万全の対策が成されるので大丈夫だと説得し、参加することとしたが、当初の参加者は70人の2パーテイであったが、1/10の7組の夫妻の14人の参加となり、バスも70人乗りに14人という豪華な旅となり、ホテルも全て超一流で部屋も高級な場所に変更され、勿論料金は変わらずで、ほとんどの場所で旅行者の姿は見当たらず、御土産屋ではたったの14人なのに来てくれたことに大変感謝されたが、旅程の2日、3日はカナデイアンロッキーや湖や氷河を見学し、宿泊はバンフ一番の古城ホテルの「バンフ・スプリングス・ホテル」でしたが、4日目に次の目的地のモントリオールへ向かうのに、カルガリー空港でのチエックが厳しかろうとの判断でバンフのホテルを午前4時に出発しカルガリーに向かって暗いルート№1をバスで走行中、私と勿論運転手と現地の日本人ガイドの3人以外、皆さんは気持ち良く睡眠中でしたが、ふと車外を見ると、交差点の青信号の色と同じ球形の光が目に入ったが、真っ暗な山道にこんな光が何であるのか、運転手に聞いたが、そんな物は無いとのことであったが、定点の構造物であればバスが進めば後方に向かう筈なのに、バスと平行に進んでいるではないですか、不思議に思いガイドさんにも見るように言って、彼女も見ていたが、私は皆さんを起こすわけにもゆかず、妻を蹴飛ばして起こすも起きず、チャチなデジカメを咄嗟に取り出し、シャッターを押すもフラッシュが窓ガラスに反射して物にならないことに気付き、光を凝視していた瞬間、約10秒間位の間に、上下左右に超スピードで約16コマ位を移動し、カナデイアンロッキー山脈の山陰に消えたのであります。

 はっきり見たのは3人だけであり、運転手曰く、この近辺ではUFO(Unidentified Flying Object)がよく現れるので有名であり、多分明日の新聞に載るだろう、とのことでしたが、その直後カナデイアンロッキーの上にピンク色のオーロラが輝き、このときは大声で皆さんを起こし感激していたが、UFOらしき光をみたことを話すと、何で起こしてくれなかったのかと言われたが、自分も不思議に思いつつも、超スピードで移動するまでは信じられなかったので起こせなかったことと、ガイドさんからも聞かされて、皆さん残念がっておりました。

 その後、モントリオール、ケベック、ローレンシャン高原のものの見事な紅葉に感動し、オタワ、トロント、ナイアガラフオールズへと来ましたが、ここから事件のニューヨークまでは100km弱の距離であることに心が痛みました。
 私は自分の体験上UFOの存在に疑う余地がなくなりましたが、この話しで皆さんはどのように感じられましたか。

 追記ですが、この旅の空港でのチエックの物凄さは半端でなく、時間がかかったことだけでなく、言葉に出来ないほどでしたが、後日機会があればお披露目いたします


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