そろそろ開 催される日中韓首脳会談。韓国は「従軍慰安婦」の問題で日本に謝罪しろという。何を謝罪しろと言うのか。日本による朝鮮統治時代の韓国は貧しく教育も極度 に低水準であった。それが日本の統治によって教育水準は高くなり戦後の韓国の国造りに貢献したのである。日本から無償資金3億ドル、有償財政資金2億ド ル、その他商業借款3億ドルプラスアルファで、10億ドルを越える資金と、技術的支援を受けることになる。これを踏み台にして、第ニ次経済開発五カ年計画 (1967~1971)を実行し、基幹産業である重工業を起こし、以後1988年にオリンピック誘致まで成功させ、海外メディアの間で「漢江の奇跡」と呼 ばれる経済成長を成し遂げたのである。
1965年の日韓基本条約が成立された。日本はこの時、韓国の国家予算(当時)の2.3倍もの金額を支払った。これで韓国の日本に対する一切の請求権が放棄されたのである。それからは「慰安婦問題」などは一度たりとも日韓の間で話題となったこは無かったのである。
吉田清治(元 共産党員)という人物が、1977年、新人物往来社刊『朝鮮人慰安婦と日本人』を出版。そこでは、慰安婦狩り(強制連行)の話は出てこず、朝鮮人地区の女 性が慰安婦を中継ぎする話になっている。慰安婦狩りの話が出てくるのは1982年の講演であり、1982年9月2日朝日新聞大阪版では、吉田が慰安婦狩り の内容を講演した旨が採り上げられている。その中身とは戦時中朝鮮半島の婦女子を強引に連れ出し、日本軍の慰安所へ強制的に送り出したという内容である。
これを又、赤旗より赤いとされる朝日新聞や毎日新聞が取り上げ、吉田清治が嘘であったと告白してからも昨年まで肯定していたのである。
1982年以降、済州島の新聞「済州新聞」が追跡調査で当時そうした「慰安婦狩り」を住民が聞いた事がないという証言を得て吉田証言は事実ではないと報道。
慰安婦については秦郁彦氏がその調査で「日 本軍による「朝鮮半島において婦女子を強制連行し慰安婦とした」ことについては否定的である。1999年、それまでの議論や様々な資料を広く参照し、おも に時代背景やその変化などから慰安所制度や慰安婦の実態を明らかにすることを試みた著書『慰安婦と戦場の性』を出版した。
1992年3月済州島において慰安婦狩りをおこなったとする吉田証言について現地調査を行い、そのような事実が存在しなかったことを明らかにした。
ところが河野洋平が1993年4月、慰安婦に付いての謝罪をしてしまった。彼が戦時中の朝鮮半島の慰安婦の実体などを知ろう筈がないのに。政治家は事軽や かに知らないことを口走るべきでは無い筈だ。少なくなってはいるものの、未だ統治の朝鮮半島に従軍していた方々も存命で在る筈だ。そのような方々に聞き取 り調査を何故して来なかったのか、これからでも未ださらなる真実が得られるかも知れない。
当時の朝鮮では売春婦を強制的に連行するような必要性は全く無かったのである。
終 戦から35年経った1980年代でさえ、1988年のソウルオリンピックまでは数多くの売春宿が存在していたのである。芸生(キーセン)パーティーに集 まってくる芸生は所謂売春婦なのである。今でもそうであるが、韓国は売春王国なのである。ましてや戦時中の朝鮮半島で強制連行があったなどとは日本を貶め る恨の精神による全くのデタラメなのである。
最後に、もし11月2日に予定されている日韓会談に韓国側から「慰安婦問題への謝罪」を要求されたら、その要求を引っ込ませるか、会談を延期又は中止にすればよい。