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ハッカーか?UKグーグルCEOから95万ポンド小切手発送準備済みと知らせて来た話 2014.03.11 瀬戸章嗣


 よくある話で、あとで、グーグル関係のインターネット情報を見ていたら、全く同じ話が11か月前にあったという記事を見つけましたが、私としては、初めて付き合ったインターネット詐欺経験で、新鮮な対応経験でもあり、たまたま、ほどほどに、猜疑主義にならずルーズに、でも注意深く付き合って、昼間でも楽しい夢を見ることができる時代にいるのを実感し、愉快でしたので、ご披露してみたいと思います。なんでも逃げるが勝ちという一面がある世の中に対する、老人の対応なのかも知れません。

 3月4日、使っているメールアドレスに、CEO Google UK からメールが入り、3月1日にGoogle UKが行ったオンラインの懸賞で、当選者12人のうちの一人に貴方が選ばれた。既に95万ポンドの小切手が準備され、このメールアドレスの当選者に渡すから、会計担当に、住所氏名その他感想などを知らせてほしいいと、
11項の質問が送られてきました。

 ①住所 ②電話番号 ③国籍 ④氏名 ⑤職業 ⑥年齢 ⑦婚姻立場 ⑧e-mail アドレス ⑨過去オンライ懸賞で当たったことあるか? ⑩当選しての感想 ⑪賞金送金の方法選択・・・現金ピックアップ か証明書類と小切手の配送か。

 エイプリルフールは4月1日であり、3月に世界のグーグルからのメールを受け取った私は、簡単な確認作業をした
後で、可能性がゼロと断定できる根拠が見当たらず、求められている質問は、自分としては、誰に知られても構わず、公開してそれなりに自分を守る準備をしている積りをしているので、相手が次に何と言ってくるか見てそれから考えることにしました。そこで、メールに返事をして、小切手の送付先を知らせました。因みにgoogleukの住所も、CEOの名前も正しいと確認はしました。

 そして、息子に電話して、詐欺の可能性はあるが、そうでない可能性がゼロの情報を持っていないので、一晩にして億のお金が入る人(ポンドは現在170円ほどだから、約1億6千万円。最高税率40%の所得税を差し引くと、1億円になる)の息子になる可能性が、少しでもある間に、お酒を飲みながら話そうと誘いをかけました。電話の向こうの息子は、<それは、詐欺だよ>といいましたが、<お金が入ったら、コンサルタント料を頂こうかな>と冗談交じりに言い、お酒を飲みながら話すことに同意しました。

 それからが、私が見た夢で、3分の一は社会へ還元、3分の一で生活改善や旅、3分の一を老後の蓄えと言うものでした。社会への還元は、ユニセフ・東日本震災復興に1千万円づつ、後は身近な20人程へゴルフのホールインワン記念の印になぞらえて、百万円づつ、孫は子供だから10万円づつなどと、ないお金ですが、配った気分が少しあったのは事実です。

 そして、メールが入ってから3日目の夜、次のメールは未だ来ていない夜、息子夫婦と我々夫婦の4人ですき焼きを食べながら、起こったことと、8割方の可能性も感じるようになった私の配分計画と考え方を説明するということがありました。

 そこで、<お金は働いて稼ぐもの><先祖の功徳><日頃の心がけの功徳><ある金は有効に使うべし><余分な金に振り回されない><いざに備えるべし><所得税と贈与税のルール>というようなことを話題にしたのも、エイプリルフールならぬマーチフールのお蔭の良い機会だったと思う次第です。

 グーグルからのメールや CONFIDENCIAL の透かしの入った添付通知のコピーを見たりして、私の話を聞いていた息子から、99.9%詐欺だと思う。と発言があり、詐欺の疑いは持ちつつも、8割方は正夢の感じ方になっていた私が、99.9%詐欺の根拠を聞いたところ、メールの表示にいつも見ているものと違いを感ずるとのことでした。0.1%の可能性を残したコメントの真意は確かめず、私から、「これで、夢となりました。」と言って夕食会は終わりました。

 翌日、Google UK の CEOから、貴方は会計部門での審査を通り、貴方の名前が入った小切手は特定番号だけを付けた小包として、航空配送会社(skynet worldwide express)へ届けられているからと、その小包特定番号と配送会社の住所・連絡先のメールが入り、<配送会社へ発送請求する><配送会社のルールに従う><配送会社へ連絡したことを私に連絡くれれば小切手が無事に届けられて換金される手伝いの人を手配する予定>とありました。

 これだけからすれば、又連絡すれば、配送会社から何と言ってくるかを待つことになりますが、その前に、<グーグルからの不審なメール>をキーワードにして検索した結果、100%うそのメールと専門家が言っているので、メールを削除しました。

 それにしても、何のために? 私の感じでは、賞金に目がくらみ、配送代や付添人の費用の前払いなどを当選者が払うことを目的にしたものかも知れません。専門家のコメントでは、嘘のメールの発信者は特定が困難で、googleといえども、訴えられないとのことでした。

このお話は終わりです。
 

  甲子園 済美高校歌・・・「やればできる」は魔法の言葉    2013.04.01 瀬戸章嗣

 春の選抜高校野球が面白い。テレビで何試合か見て、久しぶりの甲子園出場で、かって初出場で優勝を遂げたという、愛媛県済美高の勝利校校歌斉唱を聞きましたが、<やればできるは魔法の言葉>と歌っているのを聞いて、若者だけでなく、挫折経験のある我々老人にとってこ、<その通りだ>と殊更に思い、実行することが、大切だと思いました。

 今年80歳で3度目のエベレスト登頂を目指すというプロスキーヤーの三浦雄一郎氏が、出発のインタビューで、<元気だからやるのではなく、やるから元気なんです。>と話していたのも印象的でした。

 今朝のNHKテレビで、TPP交渉に入る日本の農業を守り発展させる討論の後で、最後に一言を求められた、林農水省大臣が、<多様性とやる気>と答えていました。

 一方、やっても叶わぬ現実も事実です。偶々、小学校卒業60周年記念クラス会の幹事をしていて、今日が申込締切ですが、男子26、女子22、計48人クラスで、男子10人女子1人、合わせて11人が亡くなり、4人の内1人弱が亡くなっています。
 いずれ逝く生き物の宿命と、女性と比べて、平均としての男子の短命も、変わらない現実だと思います。

 クラス会は、今回は2クラス合同にしましたが、我がクラスの申し込み状況は、今のところ、参加者は2年前の15人から、10人になりそうです。男女各5人です。不参加の理由は、男子は仕事と手術後のリハビリ中、女子は高齢者家族や孫の世話と骨折後のリハビリ中などの近況が寄せられています。それでも、何十年ぶりの参加の申し込みもありました。

 返信ハガキや電話での近況報告で感じられるのは、みなさんそれぞれに、リハビリ等々に頑張っている様子で、年齢は踏まえつつも、やると決めて地道に向かっている人がいるのも事実です。元気になったら出たいと言うのを聞くと、時が巡るとそのうちに、クラス会の仕方も工夫して、日帰り温泉などにすれば、参加が増えるかもしれないと思ったりしています。

 私の机の側にある日めくりカレンダーの昨日ページに、<やる気より、やること。やる気があるだけではやらにことと同じです。>とありました。
 無理なく実行して行こうと、思っているところです。
 
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先祖と父母に感謝 日馬富士                     2012.09.25 瀬戸章嗣

 昨日、秋場所千秋楽の結びの一番を見て、見事な大相撲に感動しました。そして、表彰土俵下のインタビューでの日馬富士の言葉が、素直で、素晴らしいと思いました。

「優勝表彰を受けて、まず一言?」の問に、最初に出たのが、「先祖と父母のお蔭」で、大観衆の前で、先祖と父母に、(そして、ファンのみなさんに、という気持ちも込められた)「ありがとうございます。」と言いました。

 最近、日本人の多くが忘れている言葉ではないかと思いました。或いは、心の底にあっても、照れたり、低い次元と見たりして、結果として軽んじている言葉だと思い、日馬富士の素直さに感動しましたが、皆さん、如何でしょうか?
 

ホームカミングデー                         2012.05.22 瀬戸章嗣

 最近は、「ホームカミングデー」という言葉が定着してきたようですね。先月、山北へ帰った時、町内の掲示版に「小田高 ホームカミングデー」のポスターが貼ってあって、うれしく思ったのですが、偶に母校に帰るのは、誠に楽しく、幸せを実感しています。
 私の八幡山帰りは、卒業後36年ぶりの前回と、今回の53年ぶりです。

 5月20日、小田原高校ホームカミングデーに百段坂を上って参加、同期の杉山剛氏の腎臓に関する講演の後の、新校舎見学、懇親会場の小伊勢屋へは、小田原城三の丸跡へ下る、小峰の大掘切を歩き、一夜城の石垣山を見ながら、城内高校跡や閑院宮家後の女子短大傍を歩くなど、新しい経験を楽しみました。

 懇親会は、20人ほどの集まりでしたが、久しぶりの再会で、初対面のような同期も、やあ、やあという同期も、それぞれが新しい出会いで、和気あいあいで、同期はいいなあと思った次第です。
 

GW閑話休題                            2012.05.04 瀬戸章嗣

 昨日、近くの川崎市宮前区神木本町にある等覚院 通称つつじ寺へ参拝しましたが、寺の通称にもなっているつつじは、山門の<手前はつぼみ 奥は盛り>でした。携帯写真を添付します。

 因みに、この寺は、私が現住居へ移り住んだ30余年前ごろに、休みの日によく、寺の外縁側を借りて、座禅を組んでいた縁で、以来毎年元旦朝5時からの初護摩に夫婦で参加しています。天台宗で、日本武尊が休憩した泉の傍に木を植えたのが<神木>の町名の謂われと伝えられている土地に、近くのあじさい寺と共に、源鎌倉時代からの古いお寺と聞いています。

 私は檀家ではありませんが、山門の屋根替え工事が始まり、最近寄付お願いが送られて来たので、一口2万円で応じていたところ、今日寺から「人生は丹精」と題する本が送られてきました。改めて、<六波羅密>の
六つの実践を学び、第6章の<社会に光を>に参加できれば幸いと思い、伝教大師の <一隅を照らす> 教えを心に刻んだところです。

 我が家の寺は、真言宗で山北町にあり、先日、100名ほどの檀家が集まって、近隣の僧侶16人で営まれた施餓鬼に参加しましたが、仏教が、今日と未来を生きる上で、新鮮に感じられる今日この頃です。

     
  等覚院  
 
 
  歩いて、金になり、大の字になる                    2011.08.21 瀬戸章嗣


 今年の24時間テレビで、今年70歳の徳光さんがマラソンランナーとして、63キロを走り切り、先ほど見事にゴールしましたが、これに先立ち、昨夕のランニングスタートで、スターターになった長嶋元巨人軍監督が、徳光さんに将棋の歩(裏は成り金のと)のお守りを贈ったのを見ました。

そして、武道館にゴールした徳光さんが言った言葉が、「千里の道も一歩から。私のような者でも一歩一歩進んで来たら、ゴール出来ました。皆さん誰でも、やればできます」というものでした。

その後、疲れ切っていて、「喜寿の時はもうやりません!」と言い、すみませんがと、舞台の上で大の字になったのが、印象的でした。大満足が表れていました。多分、無事にゴールしたらそれをやりたいと思っていたのではないかと思いました。

同輩の徳光さんのこの生き様と言葉に大いに共感し、励まされ、無理をしないで、自分なりに、前を向いて歩いて行こうと思ったことでした。

 
  ふんばろう東日本支援プロジェクト                   2011.08.16 瀬戸章嗣


 今朝のNHKが、世の中が変わる 「ターニングポイント」事例として紹介した早稲田大学の37歳の哲学講師が実行し、成果を上げている支援の仕方や考え方に同感しました。

仙台出身の西條剛央氏が、震災後20日経っても、被災地へ物が届いていない状況を見て、被災地で何が求られているかの情報を届けるインターネットのサイトを立ち上げ、支援参加を呼び掛けたところ、たちどころに1000人の支援者が集まり、行政組織を通さないで、直接被害者に届ける活動をして、それが広がっているという。

時間の経過と共に、被災地の状況も、求められている物も変わってきており、最近は、冷蔵庫を届けているという。皆に平等に届かない為に争いが起こることを懸念する声に対して、「平等より、必要支援が先」との整理をしたという。

既成の組織が持つ欠点<=組織が本来持っている目的をいつの間にか忘れ他の価値(平等とか、争いがないとか、組織を守るとか)を優先しがちになる)>を克服する動きだと思います。

「人は、幸せになる為に生きている、という目的を忘れない」 をモットーにしていると訴えていたのに同感しました。

 
  細川元首相の暮しから昔の日本人の価値観を思い出す            2011.08.13 瀬戸章嗣


 今朝のテレビで、細川護熙元首相の湯河原の家「不東庵」での暮らしを昨秋から今春までの場面で見ながら、戦後の日本人が置き去りにしてきたと思われる、昔の日本人が大切にしていた価値観が良く出ていると思いました。

文武両道今は文。書画陶を学び、味わい、自作する生活や、祖母の愛した枝垂れ桜の世話をし、落ち葉掃きをし、落ち葉で樹全体を燻浄したり、焼き芋で客人を持て成したり、キノコ栽培をしたり、一汁二・三菜を自分で作って食べる質素な暮らし。目刺の食事風景などを見ました。

自然を愛し、大切にし、自然から教わり、自然に沿いながら暮し、自然を活かすような工夫をしながら、先人の教えを謙虚に受け取ろうとし、自然の中で自分を鍛え、面白さを味わい、形式や見掛けに拘らない生活をしているなと思い、このテレビで、世の中が、又、変わるような気がしました。


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